立憲の枝野代表と福山幹事長が辞任。年内に代表選へ
立憲民主党の枝野幸男代表(写真:つのだよしお/アフロ)
立憲民主党の枝野幸男代表は11月2日に行われた執行役員会で、衆院選で公示前勢力を14下回る96議席に終わった責任を取り、代表を辞任する考えを表明した。
枝野氏は10日に召集される特別国会の閉会日に辞任し、党は年内に代表選を行う方向。福山哲郎幹事長も引責辞任し、執行部は刷新される。平成29年10月に枝野氏が旧立民を立ち上げて以来、4年間続いた枝野−福山体制は幕を閉じる。
立民は国会の最終日に両院議員総会を開いて枝野氏の辞任を承認する。その後、立民の代表選規則に従い、60日以内に代表選が行われる。今回は地方議員や一般党員も参加する形で行う。
立民では、衆院香川1区で当選した小川淳也氏が2日、記者団に「私自身の腹は決まっている」と語り、代表選への出馬に意欲を示した。馬淵澄夫元国土交通相も立候補に意欲を見せるほか、党内には泉健太政調会長を推す声もある。