メインを務める平良達郎「しっかり倒し切って勝ちたい」、対するムアイアドは「素晴らしい私のショーをお見せしたい」【VTJ 2021】

セミファイナルで対戦する宇野薫(左)と原口央

宇野薫と対戦の原口「師匠の宮田和幸vs宇野薫を越える試合をしたい」

 セミファイナルでは宇野薫(UNO DOJO)と原口央(BRAVE)が対戦する。

 宇野は1998年に「VALE TUDO JAPAN」初登場を果たすと、ブラジリアン柔術黒帯のヒカルド“リッキー”ボテーリョをパウンドアウトで下し、1999年に行われた“日本vsブラジル”7対7では副将を務め、アンドレ・ペデネイラスと死闘を展開。「VALE TUDO JAPAN」が「VTJ」として2012年に新たにスタートすると、宇野は「VTJ 2nd」を皮切りに4大会に参戦し4連勝。「ミスターVTJ」といっても過言ではない存在となっている。

 この日の会見では「ミスターVTJといわれているようですが、それにセミファイナルで組んでいただけるということで、その役目をしっかり果たしたいと思っています」と語った。

 対する原口は宮田和幸率いるBRAVE所属の現GRADIATORフェザー級王者で現在26歳。宇野とは20歳の年の差がある。原口は「僕は小学生のころから総合格闘家になるという夢を持っていて、当時、テレビで見ていたヒーローが山本KID選手、所英男選手、そして宇野薫選手でした。明日はそのヒーロー、宇野薫を超える瞬間を見ていてください。そして師匠の宮田和幸vs宇野薫を越える試合をしたいと思います」と宇野、そして間接的ではあるが宮田というレジェンド超えを宣言した。