インフィニティリーグ開幕。優勝候補の中村未来に澤田千優が判定勝ち。そして5番目の参加者は久遠(渡辺久江)【修斗】

グラウンドで中村をコントロールする澤田(撮影・上岸卓史)

 2Rになると澤田はなおもプレッシャーを強めていく。澤田は中村のパンチをかいくぐると組み付いてケージに押し込んで首投げでテイクダウン。フィジカルの強い中村はケージを使ってすぐに立ち上がるが、澤田はなおもタックルからケージ中央でテイクダウン。中村は足を使って距離を取りパウンドは許さず、ケージ際まで逃げ、立ち上がるが劣勢は否めず。その後もテイクダウンに成功する澤田。試合終了間際、グラウンドの状態で澤田が体を起こしてパウンドを狙ったところで中村が右足をキャッチしヒールホールドを狙うが、澤田は冷静に対処し脱出。スタンドでバックを取ってコントロールしパンチを放ったところで試合終了のゴングが鳴った。

 判定はジャッジ1人がドローとしたが2人が20-18で澤田を支持した。優勝候補の筆頭と目されていた中村がいきなり敗れる波乱のスタートとなった。