前年覇者・秋山準が「D王」3戦目でようやく初白星。Aブロックは遠藤哲哉、火野裕士が首位に並ぶ【DDT】
最後は秋山がくるり
試合後、ダメージが大きくダウンしたままの秋山は「やられてんだよ、俺。今日は無理だ。遠藤! オマエのほうが元気だろ。オマエが締めてくれ」と言って、遠藤に締めさせた。
秋山は「やっとだな。今日負けたら完全に終わりで。どんな手を使ってでも勝とうと思った。若いから元気だし強いよ。(フィニッシュは)相手の油断が出るところ、どこだと思ったら、それしかないと思って」と安堵した表情を見せた。次戦は13日、京都大会での吉村直巳戦になるが「俺が負けた上野に勝ってる。間接的に俺より強いってことだから。吉村君は俺の考えでは、一番やりやすいかも。それはなぜかというのを彼は考えて、ナゾを解けば君の勝ちだ。ナゾを解けなかったら俺の勝ちだ」とコメント。
かたや、3連勝がならなかった遠藤は「こんなの初めてだ。シューティングスター・プレス、決まってたよな? なんで俺、負けてんだよ。詰めが甘い。もったいない。1年に2回も秋山さんに負けて負け越しだ。勝ち逃げは許さない。絶対やり返してやる」と雪辱を期した。次戦は京都でのボディガー戦だが、「またヘビーか。自分よりデカい相手との戦い、もう慣れました。次も丸め込んで勝ってやる」と話した。