熊本の締めの一杯が東京初出店!東京ラーメンストリートに熊本ご当地ラーメン「天外天」が登場

 東京駅一番街のラーメン専門飲食店街「東京ラーメンストリート」の期間限定店舗「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」にて、12日より第2弾として東京初出店となる熊本『天外天』が登場した。グルメサイト県内No.1を誇り、熊本では締めの一杯として知られる「天外天ラーメン」。その実力をひと足先に本紙グルメ記者が味わった。

「熊本はこんな感じだよというのを味わってもらえたら」と『天外天』店主の小田圭太郎さん

「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」とは、外出や移動の自粛でおいしいラーメンを食べたくても食べられないファンに対し、東京駅から全国のご当地ラーメンの魅力を発信する期間限定店舗。3カ月ごとに店舗を入れ替えながら、全国的にはまだ知られていないけれど、地元では知らない人はいないご当地ラーメンの発掘に力を入れている。今回は熊本ラーメン=黒マー油のイメージを一新させ、コクのある豚骨スープとあっさりした鶏ガラスープにガーリックパウダーでパンチを効かせた熊本『天外天』が初出店を果たした。

『天外天』店主の小田圭太郎さんは「自分はフリートークが得意で皆さんの前で話すのは苦手なのですが」としきりに照れつつ、「『天外天』は平成元年に先代のマスターが創業し、自分はアルバイトとして入って30年近くになります。今回『東京ラーメンストリート』さんからお声がけいただき、東京に初出店しました。豚骨が砕けるまで炊いたスープと鶏白湯を合わせ、インパクトのある自家製ガーリックパウダーを振りかけた『天外天ラーメン』と、同じラーメンに自家製辛味噌を溶かし込んだ『辛口天外天ラーメン』の二枚看板を今回提供しています」と説明する。

 さらに今回のラーメンは「東京出店に際し、せっかくだから何かいいものをと思って『天外天ラーメン』は有明海で育った『佐賀一番摘み海苔』と希少な国産メンマ『糸島メンマ』、『特製ラーメン』には生海苔の状態で乾燥させた『ばら干し海苔』をトッピングしました」と、九州各地の食材をのせた特別バージョンといい、「自分が東京に来たというよりも、この場所を熊本にしたい。自分たちが普段やっていることを普段通りに出して、熊本はこんな感じだよというのを味わってもらえたらいいなという気持ちで営業していきます」と意気込んだ。

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