長瀬館長が1年1カ月ぶりのFOTR再開興行で“難敵”アラケンを破りWMWミドル級王座V16
ジャーマンでは決まらず
長瀬はこれまで幾度となく死闘を繰り広げてきた新井を挑戦者として迎え撃ち、タイトル戦の立会人として、自民党選出の國崎たかし杉並区議が見守った。前半は長瀬がヘッドロック、新井がアームロック、ヘッドシザースで攻め、重厚な攻防が続いた。その後も新井はネチネチとレッグロック、キーロックで腕と足を攻撃。さらにチョークなど反則技を織り交ぜて攻め立てた。15分過ぎ、長瀬はローキック4連発を見舞うも、レフェリーが巻き込まれて昏倒。新井がトップロープからダブルスレッジハンマーを放つも、長瀬はこれをミドルキックで迎撃し、ジャーマンをガッチリ決めるがレフェリーが不在。ならばと長瀬は背中にキック連発、ミドルキック3連発をたたき込むも、新井は急所打ちで窮地を脱出。場外戦に持ち込んだ新井は長瀬を鉄柱にぶち当てるも、逆に長瀬が新井を鉄柱にぶつけ返しカウント19で生還。命からがらリングアウト勝ちを収めた。