寺島輝が前王者・鈴木勇人からダウンを奪って判定勝ち。一気にタイトル戦線に躍り出る【Krush.131】

鈴木も左ミドルで反撃(撮影・蔦野裕)

 3R、鈴木がプレッシャーをかけるが寺島は足を使ってかわしては前蹴りをボディーに突き刺していく。鈴木の左ミドル、左ハイを寺島はバックステップでかわしていく。鈴木の左ストレートが顔面にヒットも単発。鈴木がプレッシャーをかけて詰めるが寺島は前蹴りで突き放す。鈴木は最後まで寺島を追うが捕まえきれず。

 試合は判定となったが、2人が30-27、1人が29-27と寺島を支持し3-0で寺島が前王者を破り、タイトル戦線に一気に躍り出た。一方、鈴木はこれで3連敗とタイトル戦線から一気に後退。コントラストがくっきりと分かれる試合結果となった。

「Krush.131」(11月20日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)(1R1分41秒、KO)大泉 翔(K-1ジム心斎橋チームレパード)●

◆第2試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●川島康佑(HALEO TOP TEAM)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定 )塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆第3試合/Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
●C-ZUKA(T-GYM)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)ケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)○

◆第4試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●藤岡裕平(九州ジム・VLOS)(1R1分52秒、KO)森田奈男樹(エイワスポーツジム)○

◆第5試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○竜樹(WSRフェアテックス三ノ輪)(4R1分6秒、KO)迅也(北斗会館浅科道場)●

◆第6試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
○山田真子(KINGS)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○池田幸司(ReBORN経堂)(3R2分17秒、KO)藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)●

◆第8試合/-75kg契約/3分3R・延長1R
●ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)(3R 1分32秒、KO)ジュリオ・セザール・モリ(ブラジリアンタイ/team Mori)○

◆セミファイナル(第9試合)/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=27-30、27-30、27-29)寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)○

◆メインイベント(第10試合)/Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定3-0=30-28、30-28、29-28)MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●
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