1年5カ月ぶり参戦の斎藤裕「魂とかいろいろなものをリングの上に置いていきたい」 対戦相手のYA-MANは「介錯する」【RIZIN大晦日】

「介錯する」とYA-MAN

 会見でYA-MANは「本当にこのカードが決まったのは4日前くらい。本当にギリギリでオファーいただいた。それまでは強豪外国人とやりたいなと思っていたんですけど、10周年の大晦日、今までRIZINを盛り上げてくれていた斎藤選手を介錯してやろうかなと思っているので、みなさん楽しみにしてください」と語った。そして「斎藤選手は昔からすごい好きな選手。絶対に面白い試合ができると思っている。ここで元王者の斎藤選手に勝って、強豪外国人を倒していって、今回は未来さんがチャンピオンになってくれると思うので、未来さんに挑みたいですね」と斎藤を踏み台にしての王座挑戦を目論んだ。

 斎藤は「ちょっと試合が空いていて、その間にお店をやったり、いろいろ違うことをやっていたんですけど、こんなに素晴らしい10周年の記念大会を盛り上げられるなら、自分も力になれると思ったので覚悟を決めて試合をやることを決めました。とにかく自分の思いとかそういういろんなことを考えるんですけど、魂とかいろいろなものをリングの上に置いていきたいと思いますので、ぜひ当日会場で応援してもらいたいです」と今回の試合に向けての心境を口にした。

 今回の参戦について斎藤は「7月に榊原さんがお店に来てくれて、その時に“大晦日に行けるなら”という話があった。やるにもお店だったりいろいろな人たちの協力が必要なので、うっすらと“やるなら大晦日だな”っていうのはずっと思っていました」とその経緯を明かしたうえで「お店に立つことは極端に減ると思います。スタッフの方たちが“試合に向かって頑張ってね”っていう形で送り出してくれる感じになるので、自分はできるだけ試合に集中するような流れになると思います。変わらずに皆さんには来てほしいんですけどね(笑)」と語った。