極楽とんぼの山本圭壱「仕事らしい仕事をした」
■極楽山本「死んでもいいという思いで仕事している」
お笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱が2日、都内で行われたAmazonプライム・ビデオの人気バラエティーシリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン3の完成披露舞台挨拶に登壇した。人気シリーズへの参加について、山本は「10年少々空いてしまったところから、仕事らしい仕事をしたなという感じ。芸人さんがあんなに集まるところに寄せていただいて……」と、感慨深げだった。
密室空間に集められた10人の芸人が、プライドをかけて互いを笑わせ、最後まで笑わないでいられた人が賞金1000万円を獲得するさまを映し出す。番組は、松本人志からのインビテーションを受け取ることでスタートする。
山本は「断る理由は全くなかった。今は来た仕事を順番に、という気持ちがある。引き受けた仕事は、その日が最後になってもいい、その日死んでもいいというぐらいの気持ちで、順番に全力でやっています」。参加にあたって相方の加藤浩次に助言を求めたそうで、一言「そんなもんお前、やるしかねえだろ」と言われたという。
■スタジオは厳戒態勢「番号で呼ばれてトイレに行く」
舞台挨拶には、山本とともに最新シリーズで熾烈な戦いを繰り広げるケンドーコバヤシとプラス・マイナスの岩橋良昌も出席した。
ケンドーコバヤシは現場の様子について聞かれ「当日一番嫌だったのはスタジオに入ってからのトイレ統制」と一声。「おしっこを行きたくなったら行くでしょう、人は! 自由の国では! 憲法でも保障されてるでしょ、おしっこの自由は。行こうとすると(スタッフに)ダメです!とバーンと突き戻されるんです。それに他の出演者に名前が聞こえたらダメだから、楽屋の番号で呼ばれるんです」と、ぶちまけた。
最新シーズンは、3人に加え、野生爆弾のくっきー、TKOの木下隆行、レイザーラモンRG、ロバートの秋山竜次、サンドウィッチマンの伊達みきお、フットボールアワーの後藤輝基、オードリーの春日俊彰の10人で繰り広げられる。今シーズンから新ルール「ゾンビタイム」の導入でさらに記憶に刻まれるシーンも増えそう。
見どころを聞かれたケンドーコバヤシは「本来見せてはいけない戦いだと未だに思っています。僕は、お客さんの笑顔を見たくてこの世界に飛び込んだんで……」としたうえで、「遠慮のないところ、あんまり気にせずにいろんなことができたと思います。いろいろ気にするんですよ、普段は。こんなこといったら女性司会者は嫌がるだろうなとか」と、話した。
岩橋は「お笑い界の異種格闘技の、殴り合い。何でもアリみたいなので、獣…獣…獣…獣…理性が壊れていく感じを楽しんでもらえたらいいと思う」と話した。
『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン3は、Amazonプライム・ビデオで配信中。