SHTから巣立った新米起業家を直撃!『 KADODE〜門出〜』vol.2

起業を目指す人のための支援拠点・TOKYO創業ステーション "Startup Hub Tokyo"(SHT)
株式会社efit(エフィット) http://efit.co.jp/ 代表取締役・宮原勝利(みやはら かつとし)

簡単操作の株式投資ロボット生成ツールを提供〈株式会社efit〉
—事業説明をお願いします

 WEB上で最短5分程度の操作で、株式投資ロボットを生成できるツールを提供するサービス『RoboStock』を展開しています。現在多くの投資家が感覚的に行っている「投機」ではなく、リスクが可視化された「投資」を簡単にできるインフラを提供し、資産運用により良い選択肢を提供します。

 作成ロボットは、投資初心者でもとりあえず作ってみることが可能で、与えられた条件をAIが改良し性能を上げることができます。

 作成された投資ロボットが実際の株式相場でどのような取引をするか、リスクを取らずに確認することができ、自身の投資ニーズと合致している事を確認した上で、売買の株式のスクリーニングを行ったり、そのまま自動売買を行えます。

—チーム構成は?

 私は大手証券会社で個人の富裕層向けの資産コンサルタントを行ってきました。また、人口上位2%以上のIQが入会要件であるJAPAN MENSAに参加させていただいています。CTOはシステムインテグレータから独立後、上場企業のECサイト等の大規模案件のマネジメントを複数経験しており、非常に高いスキルとマネジメント能力を持っています。COOとして金融に精通したコンプライアンス担当含め、合計役員3名、エンジニア2名でシステム開発を進めています。

—SHTをどのように活用しましたか?

 エンジェル投資家からの出資を受ける段階で、投資契約の条件を相談させていただいたのがきっかけです。その後、多岐にわたって親身にご指導いただいています。コンシェルジュにはVC出身の方や会社経営者などが多く、スケールを見越した事業計画の立案の指導をしていただくことができました。また、SHT主催のイベントがきっかけで投資家やその他多くの起業家とのつながりもできました。

—今後起業を志す方へメッセージを

 起業をして感じたのは、会社員の立場では得られない情報や、人脈が必要だということです。起業する手続きにしろ、スケールを見越した事業計画等であればなおさら、関連する情報は簡単に手に入るものではありません。起業に特化した「情報」と「人」を集約した施設であるSHTは、起業を考える人にとって非常にありがたい施設であると思います。