ヴィクトワールピサがドバイWC制覇の快挙

 競馬の世界最高賞金レース、GIのドバイ・ワールドカップ(WC)が3月26日、ドバイのメイダン競馬場で行われ、昨年の皐月賞、有馬記念を制した4歳牡馬のヴィクトワールピサが日本馬として初優勝し、1着賞金600万ドル(約4億9000万円)を獲得した。日本馬の海外GI優勝は18度目で15頭目。5歳牡馬のトランセンド(藤田伸二騎乗)も半馬身差の2着に入り、日本馬の実力を世界に示した。

 ヴィクトワールピサはスタートで出遅れて最後方となったが、中盤で2番手に上がり、最後の直線で先頭に立った。