重森三玲 ― 北斗七星の庭 展
ワタリウム美術館 12月4日(日)〜2012年3月25日(日)
日本庭園研究の第一人者であり、さまざまな名庭を残した作庭家でもある重森三玲に焦点を当て、彼が求めた日本の美意識の真髄に迫る。
10代から茶道や華道に親しんだ重森三玲が、本格的な作庭に取り組んだのは40代に入ってからだったという。36歳のとき、約2年半という驚異的なスピードで400庭以上の古庭園の実測を行い、日本庭園史を一気に体系化。その後、京都の東福寺方丈庭園を皮切りに、生涯に約200あまりの庭をデザインしている。
本展では、近代の作庭家として最も重要かつ最もアヴァンギャルドな存在といわれる重森三玲の庭を、さまざまな角度から検証。会場内に、東福寺本坊の庭園「北斗七星の庭」と「小市松の庭」の一部原寸模型を展示。他、重森がデザインを手掛けたインテリアや、「日本庭園史図鑑」にまとめられた実測図面の一部なども紹介する。
【時間】11〜19時(毎週水曜は21時まで) 【休】月曜(12/5、12、19、26と1/9は開館)12/13〜1/3は休館 【料金】大人1000円 学生800円(会期中何度でも入場できるパスポート制チケット) 【問い合わせ】03-3402-3001 【交通】地下鉄 外苑前駅より徒歩8分 【URL】http://www.watarium.co.jp/