YGエンタ大阪公演にBIGBANGら集結 21・22日にはさいたまで公演

   日本でも圧倒的な人気を誇るBIGBANG(ビッグバン)や2NE1(トゥエニィワン)が所属するYGエンタテインメントが、設立15周年を迎え、大阪・埼玉で5年ぶりのファミリーコンサートを開催する。7日、大阪・京セラドームの開演前、BIGBANG、2NE1のほか、Jinusean(ジヌション)、SE7EN(セブン)、Gummy(コミ)、PSY(サイ)、Tablo(タブロ)ら出演者全員で記者会見を行い、日本のファンに向けてメッセージを届けた。

 活動を自粛していたBIGBANGが5人揃って姿を見せるのは、昨年5月の日本ツアー以来、8ヵ月ぶり。G-DRAGONは「5人揃ってこの場に立てたことをとても光栄に思います。昨年はいろんな出来事がありましたが、新たなスタートを切るよいきっかけになりました。ずっと待っていてくださったファンの皆さまに、より成長した姿をお見せしたい」と、出演の喜びを語った。

 事務所の創立メンバー・JinuseanのSEANは「また日本で開催できてうれしく思いますし、5 年前よりも大きな会場で行えることの喜びを噛みしめています」とコメント。甘いマスクの実力派R&BシンガーのSE7ENは「YGファミリー全員で盛大に、いろんなパフォーマンスをご用意していますので、期待してください!」と、ステージへの意気込みを見せた。昨年日本デビューを果たし、日本レコード大賞新人賞を受賞した2NE1のMINZYも「今年も日本での新しい活動やプロモーションを予定していますので、応援よろしくお願いします!」と語った。

「今年新たに挑戦したいことは?」と記者から問いかけられると、BIGBANGのG-DRAGONは「今年は勇気を出して世界No.1になりたいと思います!」と大きな野望を語り、SOLが「日本でも何度かコンサートをやってきましたが、今年はぜひドームでやりたいですね!」とコメントすると、「2NE1もやりたいです」(2NE1・CL)、「僕も頑張ります!」(SE7EN)、「私も!」(Gummy)と、次々と積極的にアピールした。

 コンサートのオープニングを飾ったのは、2NE1。代表曲のひとつ『FIRE』でスタートを切ると、埋め尽くされた会場は大興奮。3曲を披露した後、BIGBANGの5人が後ろ姿でステージの上方から登場すると、この日を待ちわびたファンから大歓声が上がった。『Tonight』『Hands Up』で会場を盛り上げた後、MCで「ご心配をおかけしてすみませんでした。これから新たに頑張っていきます」とG-DRAGONがファンへ挨拶。D-LITEも「僕たちにとって音楽とステージがどれだけ大切か、改めて考えさせられました」と語った。ほか、この日のコンサートでは、GummyがBIGBANGのT.O.Pと『ゴメンネ』を歌ったり、SE7ENとJINUSEANがコラボするなど、さまざまな組み合わせで曲を披露。ファミリーコンサートならではのパフォーマンスで楽しませた。

 同コンサートは、1月21日、22日にさいたまスーパーアリーナでも開催される。また、BIGBANGが20日放送の『ミュージックステーション』へ出演することも発表された。(取材と文・黒石悦子)