NEWS HEADLINE 2013.4.25〜2013.5.9

SHOW BIZ

トム・クルーズ、六本木“上空1000メートル”に降り立つ!

 話題の映画『オブリビオン』のジャパンプレミアが8日、都内にて行われ、主演のトム・クルーズ、ヒロインのオルガ・キュリレンコ、ジョセフ・コシンスキー監督が登壇し、日本のファンの大歓声を浴びた。

 同作は、エイリアンの攻撃により人類が地球を脱出した近未来を舞台に、荒廃した地球で監視員の任務を続ける主人公・ジャックの戦いを描く物語。イベントでは劇中に登場する、高度1000メートルの上空にそびえる居住空間“スカイタワー”の一部が再現され、会場が雲の上に存在しているような情景が演出された。トム、オルガ、コシンスキー監督は真っ白な“ホワイトカーペット”に降り立ち、たっぷり2時間かけてファンサービスを行った。その後、ステージに上がったトムは「みんなを愛してます。ありがとう、トーキョー! ありがとう、ジャパン!!」とあいさつ。見どころを聞かれたトムは「まずアクションがあってロマンスも満載。最後の最後まで驚きが詰まった映画です」と出来栄えに自信を見せさらに「これからもベストな映画作りを続けます」と日本のファンに約束してくれたトム。「帰りたくないけど帰らなくちゃ! また必ず日本に戻ってくるよ」と温かい言葉を残して、会場を後にした。

 映画『オブリビオン』は5月31日より全国公開。

井上ひさし幻の作品が上演59178.jpg

 井上ひさし作の舞台『うかうか三十、ちょろちょろ四十』が幕を開けた。シャイなとのさまを藤井隆、とのさまに恋される娘を福田沙紀が演じる。

 同作は、井上が24歳の時に書いて始めて活字になった戯曲で、これまで上演されることのなかった幻のデビュー作。

 舞台は東北の桜が咲き乱れる村。貧しくも美しく働き者のちか(福田)に一目惚れしたとのさま(藤井)は、その思いをなかなか伝えることができず、外から家の様子をうかがっているばかり。しかし、ひょんな事からちかと話ができるようになるが、それがその後続くとのさまによる悪夢の20年の始まりだった。
 同作品は6月2日(日)まで、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで上演。