平野綾ワールドプレミアミュージカルに出演
世界初演ミュージカル「レディ・ベス」の制作発表が18日、都内のホテルで行われ、全キャストが発表された。
同作品は、45年の間英国女王として繁栄をもたらせたエリザベス㈵世がモデル。若き日の“レディ・ベス”の異母姉との相克、処刑された母への思い、そして吟遊詩人との恋を経て、女王に即位するまでの激しい運命を生きるストーリーだ。
ヒロインのレディ・ベス(のちのエリザベス㈵世)には、平野綾と花總まり。そのほかベスと恋に落ちる吟遊詩人ロビン・ブレイク役に山崎育三郎と加藤和樹、ベスを見守る家庭教師役に山口裕一郎、石丸幹二がそれぞれダブルキャストで演じるほか、実力、話題性十分のキャストがそろった。
ミュージカル女優としても高い評価を受けている平野綾は、会見で歌も披露。「女王になってからの印象しかなかったので、お話を聞いていろいろな経験を経て女王になった人なんだと知りました。実際の人物を演じるわけですし、その生い立ちについて、今から書籍を探すなど勉強しています。稽古に入る前にベスという女性を膨らませたい」と役にかける意気込みを語った。
公演は、4月の東京をはじめ、大阪、博多、名古屋で行われる。