その独特な世界に、ハマる!「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」
ワタリウム美術館 開催中〜 7月13日(日)
ゲーテ研究家、人智学の創始者、哲学者そして教育者として、日本でも知られているルドルフ・シュタイナー(1861〜1925年)。3つのアプローチによって、その世界に迫る展覧会。
一つ目は、シュタイナーが農民や労働者、学者たちに向けて行った講義の際に内容を説明するために描いた黒板ドローイング。1919年から亡くなる1925年までの6年の間に約1000点の黒板ドローイングが残されており、本展では晩年の24点を展示。ちなみに近年、これらは“思考する絵”というアートの新しいフィールドとして世界で注目を集めている。二つ目は、シュタイナーの建築とデザインに着目。1922年に火災により消失した幻の建物〈第一ゲーテアヌム〉を300余点のドキュメント写真や模型で紹介。さらに日本で初めての公開となるウインドーのための習作ドローイングなども展示。三つ目はスイス、ドルナッハの丘に現在も建つ〈第二ゲーテアヌム〉とその周辺を建築家・アーティストの坂口恭平が表したジオラマや、写真家・鈴木理策の写真、本展のために撮り下ろした最新のハイビジョン映像を紹介。
【時間】11〜19時(水曜は21時まで)【休】月曜(5/5は開館)【料金】大人1000円 学生800円(会期中何度でも入場できるパスポート制チケット)【問い合わせ】03-3402-3001【交通】地下鉄 外苑前駅より徒歩8分【URL】http://www.watarium.co.jp/