幸福はぼくを見つけてくれるかな? ─ 石川コレクション(岡山)からの10作家
東京オペラシティ アートギャラリー 開催中〜6月29日(日)
アートが人を引きつけるのは、色やかたちや素材といった目に見える“もの”の魅力だけではなく、その背後にある意味や考えが、見る人にさまざまな問いをもたらすからではないだろうか。本展は、そんな新たな問いや視点をもたらしてくれる作品に出会える展覧会。会場では、“誰もが感じることはあるが、見過ごしてしまうようなこと”をテーマにした作品を手掛ける10組のアーティストを紹介。コンセプチュアルな作品を多く収集するコレクター石川康晴氏のコレクションより、国際的に注目を集める10組のアーティスト、ミルチャ・カントル、オマー・ファスト、ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス、ライアン・ガンダー、リアム・ギリック、ピエール・ユイグ、小泉明郎、グレン・ライゴン、島袋道浩、ヤン・ヴォーの作品が展示される。
都市と自然、個人のアイデンティティと歴史、アートとは何かという問いなど、作品ごとにアプローチはさまざま。しかし彼らの作品はいずれも、そこで語られる作家の個人的経験も、見る者が自身に置き換え深いレベルで共有することを可能にする。そしてそれは、新たな視点と問いをもたらしてくれる。
【時間】11〜19時(金・土は20時まで。最終入場は閉館の30分前まで)【休】月曜【料金】一般1000円、大・高生800円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】京王新線 初台駅東口下車 徒歩5分以内【URL】https://www.operacity.jp/ag/