石田純一「靴は人生をともにする大切なアイテム」
俳優の石田純一が3日、ららぽーとTOKYO BAYで「SHOE PLAZAトークイベント」にスペシャルゲストとして登場した。
石田は「梅雨なので青空のイメージで」という鮮やかなブルーのジャケットに白いパンツ、ジャケットと同系色の濃紺の靴でさっそうと登場、会場に詰めかけた人たちの大歓声に笑顔で応えた。この日の服選びのポイントを聞かれると「自分が幸せだと思える人が幸せだと思うんです。天気がいい、景色がきれい、素敵な音楽、美味しい食事…何でもいいけど、自分のマインドが幸せならいい。梅雨だからこそ、キレイな色の服を着ることで気持ちは明るくなる。そしたら自然に笑顔になれるし、幸せを感じられるでしょ」と身に付けるもので気分を変えることをアドバイス。さらに、「新しい靴、キレイに磨かれた靴、服に合った靴は気分がいい。外国に“良い靴はあなたを素敵な場所へ連れて行ってくれる”という諺がありますが、本当にそうだと思いますね。いい靴を履くと気分が良くなり笑顔になり顔が輝いてくる。そういう人は周りの人に慕われて、人がどんどん集まってくるから、素晴らしい人脈を引き寄せるんです。靴も笑顔も磨くことで自信も出てくるから、高級じゃなくてもいいので、いつもきちんと磨いた靴を履くことを気に留めてほしいですね」とアドバイス。“靴は人生をともにするアイテム”と語るように「小学校の時はズック。中学生になってスニーカーらしきものを買ってもらったときはうれしかった。リレーの選手に選ばれたのも覚えています。初めてのデートはローファー。場所は覚えてないけど、靴は覚えています。相手? それはもちろん覚えていますよ(笑)」と靴にまつわる思い出を披露。靴選びについて聞かれると「もちろん、好みで選ぶのが一番ですが、僕は甲高なのですこしゆったりめのサイズを選びます。無理してはくと楽しくないので、自分の足の形や歩き方のくせなどを知って、サイズの合った靴を履くことをオススメします。またこんな梅雨時には雨に強い素材など、ラクで気持ちがいいものがいいのでは」と来場者に靴選びのポイントを伝授した。
1日シューズ・コンシェルジュに!?
トークショーのあとは、ららぽーとTOKYO BAY内の「SHOE・PLAZA park」へ移動し、シューズコンシェルジュとして買い物客と触れ合い。同店で靴を購入した人全員に石田のインタビューが掲載された冊子をサイン入りで一人ひとりに手渡した。握手や写真撮影に気軽に応じる石田は、その場にいる人に気さくに話しかけ終始和やかな雰囲気。
店内を歩きながら靴を手に取り「店内が明るくて、品揃えが豊富なので、靴を選ぶのが楽しいですね。靴はおしゃれの一番のポイントだと思いますし、特に男性はセンスの見せどころだと思うので、じっくり選んでほしいですね」と男性客に話しかけていた。
石田といえば素足に革靴が有名だが、その理由を「紐などがついてなくて、スポッと履けて、ぴったりくる靴が好きなんです。ある時、イタリアミラノのバールで、ジャケットにデニム、素足にローファーの人を見て、すごくかっこいいと思って。僕自身もラテン系のところがあるから(笑)。それから素足にローファーを履くようになりました。素足で靴を履くようになって、それまであまり考えたことはなかったのですが、靴の中の素材も気になるようになりました。中の素材が天然だと吸湿性もいいし、気持ちがいいですよね。吸水性・吸湿性がいいと蒸れないし、ニオイも気にならないので、特に夏場は靴の中の素材もチェックしています」と細部のこだわりも披露。質問にも丁寧に答えるなど靴への愛情たっぷりなシューズコンシェルジュぶりを発揮していた。
JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE
この日は、「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の「JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE」の公開収録も同時開催。石田純一(俳優)と里谷多英(長野オリンピック女子モーグル金メダリスト)がゲストとして登場した。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて石田は「1964年に行われた東京オリンピックを生で見ていた。マラソンの選手に旗を振っていましたね(笑)。日本がひとつになっていたのを肌で感じましたし、あの高揚感をまた体験できると思うと2020年が楽しみです」と語り、里谷は「自国開催ってすごく盛り上がる。私も長野オリンピックで競技の舞台に立った時、日本中が自分を応援してくれているパワーを感じました。だから開催国の選手の成績がいいというのも分かります」と、当時を振り返った。
またオリンピックについて「何年間も準備してきて、我々が目にするのは1番華やかな一部分だけ。それまで厳しいトレーニングを積んでいることを知ってほしい」(石田)。「4年かけてトレーニングして、頂点を目指している。同じ競技をしている人はライバルであり、同じ場所を目指す仲間。いろいろな国や文化圏の人と交流することで、お互いを理解しあえる場所」(里谷)とアスリートならではの意見も。
また、2020年までにやりたいことを発表する「TOKYO MOVE UP PROJECT TEAM 2020アクション宣言」では「希望のジャーナリズムを立ちあげます!!」(石田)、「スポーツイベントを通して子供達を笑顔に」(里谷)とそれぞれ宣言。石田は「暗いニュースやひどい事件が多く報道されていますが、生きていくために希望や勇気が出るメディアを立ち上げたい」と元気と希望を発信するメディアを作ることを約束。里谷は「マイナースポーツを広めたい。なかなか体験できないスポーツを体験できるようにして、もっと知ってもらえたら競技も盛り上がると思う」と誓った。