SPECIAL INTERVIEW “強いEXILE”、見せたい。
19人編成となったEXILEが本格始動だ。23日、第1弾シングル『NEW HORIZON』をリリース、新章をスタートさせる。リーダーのHIROは、「EXILEの新たなパワーを感じています。今、すごくワクワクしています」と、興奮している。
新しいEXILEは「強いEXILE」。リリースを控えて行われたインタビューでは、HIROを始め、メンバーそれぞれがこのフレーズを使ってコメントした。
HIRO「強いというのは、チームワーク。日々いろいろな活動をするなかで、思い通りにならないこと、ピンチな状況が必ず出てきます。そういう時、みんなで助け合う強さですね。僕らはずっとチームで育ってきたので、チームワークの大切さをものすごく感じているんです。チームワークを確固たるものにすることで、何があってもブレずに自分たちのメッセージや想いを貫ける、そういう状況で輝いていられる強さを持つEXILEを目指したい。そのためにも、強いチーム作りをするためには何をするかが僕らの活動テーマにもなっています」
AKIRA「自分自身、チームのために何ができるか、チーム力を高めていくために全力を尽くしたいとやっています」
18人でのパフォーマンス、そのリハーサルでは「強いEXILE」を体感した。「ものすごいパワーなんです」と、メンバーは口を揃えた。
NAOKI「(新メンバー)みんなの踊りの技術はすごいので、それにEXILEらしさ、EXILEのニュアンスみたいなものをどう加えていくかがリハーサルでした。18人もいるとスケジュールを合わせるのも難しかったんですが、それでもどうにか時間を作って、詰めて行きました。思えば、僕らが加入して14人になった第三章の始まりに同じことをしましたね」
KENCHI「僕らを受け入れてくれたオリジナルメンバーの器の大きさだとか、EXILEに対する強い想いを、めちゃくちゃ感じたんです。それを今改めて感じられました。19人になって、第三章からのメンバーは真ん中の世代。中間管理職じゃないけど、上の世代と下の世代をつないでいくというのは、重要な役割です。若い力とEXILEが築き上げてきた経験、すべてをミックスして、もっと強いEXILEを作っていけるように頑張りたいです」
ダンスやEXILEが好きという共通点はあるけれど、世代もダンスのバックグラウンドもバラバラ。EXILEを継承しつつ、変革、進化させていくために、さまざまなコミュニケーションもした。
岩田「貴重で、大切な時間を過ごさせていただいて、人生が変わりました」
佐藤「EXILEメンバーの人間性や個性を身近に感じることができました。みなさんそれぞれ人間としてもカッコ良くて、もっとEXILEが好きになりました」
ボーカルのTAKAHIROも「強いEXILE」に手ごたえを感じたよう。
TAKAHIRO「レコーディングを見学してもらったことで、EXILEの音楽がどう作られていくのかを見てもらえました。それによって、気持ちがひとつにつながったというか、そんな気持ちになったんです。ATSUSHIさんからディレクションを受けてのレコーディングができ、緊張感もありつつ心地良かったです」
SHOKICHI「新曲を機に、強いEXILEを作って進化していきたい。それに尽きます」
新曲を携え、9月にスタートするEXILE TRIBEのツアーで各地を回る。そして、彼らの視線は、その先にある、単独全国ツアーを行う2015年に向けられている。
MAKIDAI「新しいEXILEは、パフォーマンスはもちろん、それ以外の活動でも可能性が広がりそうです。今までのEX
ILEより輝くように頑張りたい」
新メンバーも、「目の前のことを全力で頑張っていきたい」(白濱)、「EXILEを応援してくれる人たちにも認めてもらえるように頑張りたい」(関口)、「EXILEをよりいいものにしていきたい」(山本)と気合たっぷりだ。
新しいEXILE。今まで以上に目が離せなくなりそうだ。 (本紙・酒井紫野)
グループの第四章のスタートシングルに位置付けられる『NEW HORIZON』は、彼らの新たな歴史の幕開けにふさわしい作品。壮大でパワフル、そして挑戦的だ。タイトル曲について、HIROは「新しい風を吹かせるというか、EXILEの熱狂みたいなテーマで書かれた曲。今のE
XILEにぴったりな楽曲になっていると思います。ミュージックビデオも、第四章の始まりを強く意識していて、“強いEXILE”の始まりを表現しています」と、話す。
ボーカルのTAKAHIROはタイトル曲を「地平線を思わせるような神秘的なイメージもありつつ、力強いビートもある曲。夢、希望がふんだんに詰まっている」とし、「EXILEにとって特別な楽曲になっていくと思う」という。メンバーそれぞれが多忙を極めるなか、ボーカル2人が別々にレコーディングをすることが多くなっていたというが、本作については少し違ったよう。「ATSUSHIさんと一緒にスタジオに入らせていただいたんです。(第四章の始まりの曲でもあるし)今回は丁寧に、そして大切にレコーディングしていこうと。僕のレコーディングも、ATSUSHIさんに直接ディレクションしてもらいました。ツインボーカルではありますが、統一感があって、心が一つに重なる感じがありました」
パフォーマーには、特に挑戦的な楽曲になったそうで、「EXILE史上一番速いテンポの曲で、踊りも最速」(NAOKI)なのだという。それゆえ、パフォーマーの見せどころも多く、MAKIDAIによると「ミュージックビデオでは、19人でパフォーマンスしています。HIROさん、そして既存のメンバーに、新メンバー。継承のストーリーが表現されています」。岩田は「新メンバーが一番前のフォーメーションは緊張した」と、振り返った。
カップリングの『Craving In My Soul』は、パフォーマーオーディションの課題曲。AKIRAは「新メンバーは、この曲とともに戦ってきたので、思い入れのある曲だと思う」。KENCHIは、三代目 J Soul Brothersの楽曲『Best Friend's Girl』を例に挙げ、「ボーカルオーディションで歌われた曲で、今もライブですごく盛り上がります。いい曲というのだけでなく、メンバーがはい上がってきた背景が表れて、共感してくれるんじゃないかと思います。『Craving〜』もEXILEの代表曲になると思います」
rhythm zoneより7月23日発売。
【CD+2DVD】3800円+税【CD+DVD】1800円+税
【CD】1000円+税
DVDは『NEW HORIZON』『Craving In My Soul』のミュージッククリップを収録。【CD+2DVD】のもう1枚のDVDには、EXILEの新メンバーを決定した「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION FINAL in 4.27 日本武道館」のライブ映像を収めている。