KEYWORDで見るニュース 2014.8.1〜2014.8.14
エボラ出血熱
エボラウイルスによる急性感染症。感染した人の血液や分泌物、臓器、その他の体液に濃厚に接触することで感染。致死率は最高で90%とされる。有効なワクチンや治療法は見つかっていないが、世界保健機関(W
HO)は12日、開発段階にある未承認薬の患者への投与について、一定の条件を満たせば容認する考えを明らかにした。WHOによるとエボラ出血熱の感染拡大による死者(疑い例を含む)は9日時点で1013人に達している。
妖怪ウォッチ
昨年7月にゲームが発売され、今年1月からはテレビ東京系でアニメ放送も開始された、小学生を中心に人気が集まっている「妖怪ウォッチ」。内容は妖怪を呼び出す腕時計を手に入れた小学生の男の子が主人公。登場する妖怪のユーモアあふれるキャラクターや小学生の日常を反映し、爆発的な人気を誇っている。ゲームは100万本を売り上げ、アニメも高視聴率。その新アイテムである「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」が2日発売になり、朝から多くのファンが店頭に並んだ。販売店には予約が殺到。一部では抽選による販売も行われた。現在、絶賛品薄中!
氷の壁
東京電力福島第1原発海側のトレンチ(地下道)に滞留する汚染水を遮断するための手段として採用された「凍土遮水壁」(通称、氷の壁)が4月末の工事着工から3カ月以上も凍らないでいる。氷の壁は、2号機タービン建屋から海側のトレンチへ流れ込む汚染水をせき止めるため、接合部にセメント袋を並べ、凍結管を通し周囲の水を凍らせる工法。4月末から凍結管に冷媒を流し始めたものの、水温が高くて凍らず、7月30日から氷の投入を始めていた。政府は「氷の壁」の断念を検討し、別の工法を探り始めた。氷の壁が凍結しないことは、規制委の検討会でも有識者から指摘されていた。