夏の終わりはピアノ・ソナタで「外山啓介 ピアノ・リサイタル」

 ルックスも備えた実力派ピアニストの外山啓介がピアノ・ソナタを奏でるリサイタルを開催する。タイトルは「plays FAVORITE PIANO SONATAS」。あまたの作曲家のなかで、特に思い入れが強いモーツアルト、ベートーヴェン、そしてリストという誰もが一度は耳にしたことがあるであろう有名作曲家によるピアノ・ソナタを取り上げるもの。モーツアルトは『トルコ行進曲』を最終楽章に持つ第11番、ベートーヴェンは第8番『悲愴』、そしてリストはロマン派ピアノ・ソナタの最高傑作とされる『ロ短調ソナタ』。30歳となり、ピアニストとして、より円熟味を増してきた外山。本公演で『ロ短調ソナタ』を取り上げるのは、「大きな挑戦」だという。

 数々の名曲を外山のピアノで聴けるのに加えて、古典派からロマン派への音楽の変遷を感じられるプログラムで、あらゆる層のオーディエンスを楽しませてくれるものになりそうだ。

 アゲアゲの夏からしっとりとした秋へ。聴く音楽で気持ちを切り替えてみては?

【日程】9月6日(土)17時30分開場 18時開演【会場】サントリーホール【料金】S席4000円 A席3000円(全席指定・税込)【問い合わせ】チケットスペース 03-3234-9999