「自分の人生、そしてキャリア。 自分で決めていけることに 感謝しているわ」テイラー・スウィフト
米人気アーティストのテイラー・スウィフト。24歳にして6度もグラミー賞も獲得している彼女。最新アルバム『1989』も好調だ。
「タイトルを『1989』にしたのは、私が80年代後半のポップミュージックのサウンドから影響を受けているからなの。この時期のポップシーンは素晴らしいものだったし、アーティストはみんな、リスクを負って作品を送り出していたわ。そういったことがこのアルバムへの私のアプローチから伝わったらいいなって思ったの。それと、私が1989年に生まれたっていうのもあるわ」
最新作はカントリーミュージックという彼女の出自をみじんも感じさせないポップな内容。例えば、リード曲『シェイク・イット・オフ』。ポップでアッパー。悪口を言う人はずっと言い続けるし、私は人が何を言おうが気にしないと歌う。
「誰だって自分を嫌う人たちのことが気になってしまうものだし、誰からも好かれたいっていう気持ちもある。だけど、どこかのポイントで、自分のことを分かってくれる人だけを見ることに集中していくべきだと思う」
作品はもちろん、ファッションやライフスタイル、言動や動きも話題になる。
「アーティストとして、そして女性として大切にしているのは、モノ作りをする権利と、自分のキャリアや運命を自分で決めるという権利ね。自分が歌う曲はすべて自分で書くことを大切にしているように、アルバムのジャケットやタイトル、ツアーをどうするかってことに責任を持って自分でやっていけることよ。すべてのアーティストができることじゃないと思うから感謝しているわ」
2015年5月には来日公演も決定している。