人を撮る、人生を撮る。肖像−対峙する視線』写大ギャラリー・コレクションより

写大ギャラリー 開催中〜12月26日(金)

 写大ギャラリーが保有する1万点を超えるオリジナルプリント・コレクションから、肖像写真の名作40点を展示。昨年4月に開催され好評を博した『肖像−視線の行方』展に続く「肖像」シリーズ第2弾。

 19世紀に写真が発明されて以来、肖像は写真において最も人気のある分野として、家族の記録から芸術表現まで、さまざまな目的や場面で撮影されてきた。肖像写真は、被写体となる人物がカメラのレンズを見つめている写真と、カメラのレンズから視線を逸らしている写真に大別できる。その人物の自然な佇まいをとらえた視線を逸らした肖像写真をとりあげた第1弾に続き、今回は、被写体となる人物がカメラを見つめる、いわゆる「カメラ目線」の肖像写真に注目。被写体となった人物が写真からこちらへ向ける視線から、そこにいた写真家の被写体への眼差しや、被写体と写真家との関係性、そして、その場の呼吸のようなものまで感じさせるような肖像写真を集めて展示する。

 時空を超えて人物と“見つめ合う”体験を楽しんで。

【時間】10〜20時【休】会期中無休【料金】入場無料【問い合わせ】03-3372-1321【交通】地下鉄 中野坂上駅より徒歩7分【URL】http://www.t-kougei.ac.jp/arts/shadai/