中学生 × EXILE 復興支援のダンス!
“ダンスで日本を元気に!”をテーマに、EXILEの代表曲『Rising Sun』を中学生たちが皆で踊る〈中学生Rising Sun Project夢の課外授業SPECIAL〉。盛大なステージをリポート!
最上部写真:1.福島県・スパリゾートハワイアンズのステージで熱いパフォーマンスを披露した中学生とEXILE TRIBE 2.小林直己 3.EXILE USA 4.EXILE TETSUYA 5.福島県会津若松市立湊中学校の生徒たち 6.東京都世田谷区立東深沢中学校の生徒たち
本番前、最後の練習。緊張の中にも笑顔
11月22日、今年のプロジェクト参加校・福島県会津若松市立湊中学校と、東京都世田谷区立東深沢中学校が、福島のスパリゾートハワイアンズのステージで発表会を行った。発表イベントには、EXILE TRIBEの面々も駆けつけ、盛大なステージとなった。
〈中学生Rising Sun Project夢の課外授業SPECIAL〉は、二十一世紀倶楽部が2012年から始めた復興教育支援事業。EXILEのプロジェクトメンバーとともに、岩手県釜石市や福島県伊達市、宮城県亘理町などの中学校で実施してきた。この日、発表会のステージに立つのは、福島県会津若松市立湊中学校の46名と東京都世田谷区立東深沢中学校の32名、両校合わせて78名の生徒たち。
本番約2時間前。秋晴れの空の下、集合した2校の中学生たちは最後の段取り確認。ステージ上での移動のタイミングや場所の確認などを入念にチェックしていく。と、本番を迎える緊張からか中学生たちの表情が心なしか硬い。そこに登場したのが、同プロジェクトに賛同する公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団からコカ・コーラのベッシャーさん。「皆さんのダンスは見ている人も元気にしてくれますよ」とエールを送り、練習を終えた中学生たちにコカ・コーラ ゼロをプレゼント。素敵な差し入れに皆の緊張もはじけ飛んだ様子だった。ベッシャーさんに話を聞くと「私たちは震災直後からさまざまな復興支援活動に携わり、どうしたら被災地が以前の元気を取り戻してくれるかを考え続けてきました。また、私たちは“人々にアクティブでヘルシーなライフスタイルを提案する”ことを目標にしています。だから、音楽やダンスの力で被災地そして日本を元気にしたいというEXILEの皆さんの思いに大変共感したのです。同じ目標を持つEXILEの皆さんは、私たちの大切な仲間なのです」と語ってくれた。
届け! エールを込めた『Rising Sun』
午後4時、ついに本番スタート。観客の盛大な拍手に包まれながら、中学生78名がステージに登場した。「今日は、これまでの練習の成果を出して、EXILEの皆さんのようなキレッキレのダンスができるよう頑張ります!」「大好きなダンスを通して復興支援に元気を届けたいです」と、両校それぞれ男女1名ずつが代表で挨拶。そこへプロジェクトメンバーのEXILE USA、EXILE TETSUYA、小林直己が登壇し観客もさらにヒートアップ。「今日は“湊ザイル”“深ザイル”とのコラボ。一生懸命練習してきた成果を出しましょう」とUSA。TETSUYAは「僕は、湊中学校の第1回目の練習をレッスンさせて頂いたので、皆の成長ぶりを見るのが楽しみです」。小林直己は「会場の皆さんの応援が中学生たちに勇気を与えると思うので手拍子をよろしく!」と会場を盛り上げた。そしていよいよパフォーマンス発表。最初は東京の東深沢中学校の32名。彼らは、さまざまな部活動から有志で参加したチーム。部活の後に時間を作るなどして練習に励んだ成果を、見事に披露した。入れ替わって、地元・福島の湊中学校の全校生徒46名。全校一丸となって、息の合ったパフォーマンスで会場を沸かせた。魂のこもった中学生たちのダンスに、会場はもちろんEXILEも感動。「みんなのキラキラした姿が僕の心に深く残りました。心と体はつながっていて、身体を動かすことで元気になるんだと改めて感動しました」(USA)、「曲の意味を深く理解して表現してくれたと思います。これからもダンスで日本を元気にしていきましょう」(TETSUYA)、「難しいステップもあるのに、歌詞を口ずさみながら顔を前に向いて踊っているのがすごい。この経験は、ダンスだけでなくこれからいろいろなことに役立つと思います」(小林直己)と、中学生たちに熱い拍手を送った。「みんなを見ていたら踊りたくなりました(笑)」とメンバーたち。最後に、両校の生徒と一緒に『Rising Sun』を踊り、感動のステージを飾った。