春の訪れは上野で感じる「東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−」
桜の季節が近づいているが、上野にはすでに春が到来! 毎年、この時期に行われる音楽イベント『東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−』がすでにスタートしている。
オーケストラ、歌曲、室内楽など国内外から一流アーティストが集結し、約130公演が行われる大型音楽イベント。ワーグナーのオペラを演奏会形式で上演する人気の『東京春祭ワーグナー・シリーズ』、昨年から引き続き開催される『東京春祭 合唱の芸術シリーズ』、さらには生誕100周年を迎えるピアノの巨匠スヴァトラフ・リヒテルをリスペクトする『リヒテルに捧ぐ』をはじめとした有料公演を軸に、国立西洋美術館の庭や旧岩崎庭園の洋館、JR上野駅さらにはカフェやオフィスビルなどで行われる無料のミニコンサート『桜の街の音楽会』、子ども向けの音楽ワークショップや公開リハーサルなどさまざまなプログラムが用意されており、気軽かつ楽しく音楽に触れられるのが特徴だ。
また、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館がある上野を舞台とするだけに、開催中の展覧会にひもづいたプログラムが行われているのも、このイベントならではの趣向だ。
毎年多くの人が参加する人気イベント。まだ未体験の方は、芸術の春、音楽の春で新年度をスタートしてみてはいかが。