生涯をかけて見つめ続けたもの「エリック・サティとその時代展」
Bunkamuraザ・ミュージアム 開催中〜8月30日(日)
20世紀を代表する作曲家、エリック・サティ。彼は、芸術家たちが集い、自由な雰囲気をたたえるモンマルトルで作曲家としての活動を始め、その後、生涯を通じて芸術家との交流を続けた。
パブロ・ピカソとはバレエ・リュスの公演《パラード》を、フランシス・ピカビアとはスウェーデン・バレエ団の《本日休演》を成功させるなど、さまざまな芸術家とともに大規模な舞台作品に携わった。その一方でアンドレ・ドラン、ジョルジュ・ブラック、コンスタンティン・ブランクーシ、マン・レイ、そして数々のダダイストたちがサティとの交流から、作品を生み出していったことも知られている。
本展では、サティの直筆手稿など貴重な資料の他、サティが携わった舞台作品を描いた有名画家たちによるポスター、知人の画家たちが描いたサティの肖像画などを紹介。サティの活動を芸術家との交流のなかでとらえ、刺激し合った芸術家たちの作品を通して、作曲家・サティの新たな側面を浮かび上がらせる。
【時間】10〜19時(金土は21時まで。入館は閉館の30分前まで)【休】会期中無休【料金】一般1400円、大高生1000円、中小生700円【問い合わせ】03-5770-8600(ハローダイヤル)【交通】JR渋谷駅 ハチ公口より徒歩7分【URL】http://www.bunkamura.co.jp/museum