4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦
昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。
また、昨年大晦日の総合デビュー戦で鮮やかな一本勝ちを収めたシュートボクシング(SB)の世界女王RENAが今回はSBルールで参戦する。
RENAは「SBルールは投げ、絞め、関節技があるので総合のファンの方にも楽しんでいただけると思います。SBルールを皆さんに知ってもらうチャンス。総合の試合を食うつうもりでやらせてもらいます」と話した。
大晦日に総合デビューを発表した女子レスリングの村田夏南子のデビュー戦も決定した。村田は「緊張するとは思いますが、試合が始まったらレスリングの強さを証明して必ず最後は自分の手が上がっているようにしたい」と話した。
この他にもギャビ・ガルシア、イリー・プロハースカ、デオドラス・オークストリス、アンディ・サワー、元谷友貴らの参戦が予定されている。
MMA、グラップリング、SBにキックルールの試合も含み、全12~13試合が予定されているという。