日産と三菱自が提携合意

　日産自動車と三菱自動車は12日会見を開き、燃費データ不正問題に揺れる三菱自の再建を目指すべく、資本業務提携で基本合意したことを発表した。今回の資本業務提携で日産・ルノー連合と三菱自の2015年の世界販売台数は合算で959万台に上る。世界3位の米ゼネラル・モーターズ（984万台）に迫り、首位のトヨタ自動車（1015万台）の背中も見えてくる。

　会見には日産自動車のカルロス・ゴーン社長と三菱自動車の益子修会長が出席。ゴーン氏は「燃費データ不正問題で失われた（三菱自の）信頼回復に力を注ぐ」と語った。