6・24K-1 小澤が武尊有利の声に反発「武尊が負けるところを見たいファンを喜ばせたい」
「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトで-55kg王者の武尊と対戦するKrush -58kg王者の小澤海斗が8日、公開練習を行った。
シャドーボクシングとミット打ちの2分2Rのスパーリングを行った小澤は好調な仕上がりっぷりを見せた。
カード発表会見で小澤が武尊にケンカを売る形で生まれた2人の遺恨は会見の模様がYoutubeで流されるとこの日まで約66万回再生され、「大決起集会」(5月21日)の乱闘も約55万回再生されるなど、異様な盛り上がりを見せている。
練習後の会見では小澤は「今まで試合をした中で一番反響が大きい。試合をする以上反響はあったほうがいい。格闘技を今まで見たことがなかった人から、ツイッターなどで“この試合を見てみたい”というメッセージが寄せられている。その期待に応えたい」と話した。
ただYoutubeに関しては本人は「イライラするから見ていない。でも再生回数はもっともっと多くなって全世界に武尊じゃなくて、小澤海斗を広めていきたい」と話す。
そしてここから矛先は武尊に向かう。
下馬評では武尊有利という声が多いのだが「下馬評とか予想なんか全然関係ないと思っている。試合をやってもいないのになんで分かるのか。前回のタイトル戦でも向こうが有利と言われていた。勝負の世界だから実際にやってみないと分からない。もちろん勝つ気満々です」と話す。
決起集会での乱闘では下になってしまったが「わざと倒されてあげたんですよ」とうそぶき、イベント後については「1日ずっと、その次の日もムカムカが止まらなかった。ほんとにめちゃくちゃにしてやろうと思いました」と振り返った。
試合については「失神KO。それを常にイメージしています。武尊が負けるところを見たいと願っているファンを喜ばせたい」と語った。
次に武尊と顔を合わせるのは前日計量になるが「試合のために温存しておこうかなと思います。あくまでメーンは試合ですから」と取りあえずは自重の姿勢を見せたが果たしてどうなるか…。