黒潮“イケメン”二郎インタビュー「俺の腰にベルトが巻かれた時にWRESTLE-1はどう変わるのか」
自身が完全にプロデュースした興行、「みんながもっとイケメンを好きになる☆」を大成功させ、12月9日の後楽園ホール大会ではWRESTLE-1チャンピオンシップに挑戦が決定した黒潮“イケメン”二郎。自身のプロデュース興行を振り返り、そして王座戦に向けての心境を聞いた。
?改めてプロデュース興行、お疲れ様でした。
黒潮“イケメン”二郎「どうもお疲れ様でした。素敵な興行でしたね」
?振り返ってみていかがでしょう?
黒潮「いやもう、かなり自分を追い込む形に結果としてはなったんですけど、全体を通してお客さんがあそこまで喜んでくれるとは思わなかったですね。嫌だっていう意見が一つもなかったので。なんだったら“神興行”っていう声もあったので。なのでもし次回があるなら…まぁ近々ではないですけど、また今回見に来てくれたお客さんがもう一人、二人連れてきてくれたらもうちょっと大きい会場でさらにイケメンの良さ、そしてWRESTLE-1の良さを知ってもらえると思うのでそこを目標に頑張っていきたいと思います」
?その興行の試合後に“世界を変える”という発言もありましたが、12月9日にはWRESTLE-1のベルトについに初挑戦します。
黒潮「まぁ正直、それまでは完全に頭はイケメン興行に向いていたんですけど…。うーん…ちょっと気持ちを180度ぐるっと向けて。そっちに向いたら僕に怖いものはないというか。一つのものに集中した時の僕はかなり、“覚醒”じゃないですけど自分の思い通りになる事が多々あるんですよ。今回もその通りになります、俺の言った通りに。まずはベルトをゲットして。俺の腰にベルトが巻かれたときにWRESTLE-1はどう変わるのか。実験してみたいと思います。そしてその方がお客さんみんなハッピーになると思うので。期待していてください。フィニッシュ」
初プロデュース大会において、自身のプロレスラーのルーツともいえるスペル・デルフィンと戦い勝利したイケメン。その試合後、デルフィンは“プロレス界の頂点に立て”という言葉をイケメンに投げかけ、そしてイケメンは“世界を変える”という言葉で返した。このイケメンへの言葉は最高のエールであり、イケメンが返した言葉は必ず成し遂げなければいけない最上級の覚悟と約束。そのためにも団体を牽引するという証、つまりベルトが是が非でも必要。憧れのレスラーとの一騎打ちを叶えた少年「樋口壮士朗」は「黒潮“イケメン”二郎」となり自身の団体の頂点へ手を掛けた。世界を変えるため、プロレス界の頂点に立つため、夢を現実に変えてきた男が新たなる一歩を踏み出す。