“日本一長い始球式”の柳沢慎吾「来年は10分超え!」

 柳沢慎吾が30日、都内で行われた、海外ドラマ『シカゴ・ファイア』DVDリリース記念イベントに出席した。「テレビドラマとは思えないほどスケールが大きくてすごい。ぶっちゃけ金かかってる(笑)。今年のクリスマス、正月は箱根駅伝終わった後に見てもらいたい」とPRした。

 ドラマは、消防隊員たちと救命士たちが命をかけてその職務をまっとうしようとする姿を描く。消防士のふん装で登場した柳沢は“ひとりシカゴ・ファイア”と称して即興アフレコに挑戦。無線のやり取りや緊迫した環境下での隊員たちの会話、重機の音までたった1人で挑戦、「昼飯何食う? 俺はざるそば」「俺はラーメンと餃子、スープ付き!」とユーモアを入れ込んで、しっかりと笑いを起こすと、「いい夢、見ろよ!」で、締めくくった。アフレコはアドリブで、その出来栄えについて柳沢は「“自業自得”だと思う」と胸を張って“自画自賛”した。

 炎と戦うイケメンたちの姿が堪能できる本作。それにちなんで「火消ししたいこと」を聞かれ、野球ファンの間では浸透しつつある「長い始球式」を挙げた。今年もDeNAの試合でマウンドに立って、9分超えの始球式。「どこの現場に行ってもスタッフに始球式がすごいと言われるんです。毎回そこで話が燃え上がる、ファイヤーしちゃうので、(その評判を)火消ししないと、と思っています。ただ、淡々と投げますって言ったら、お客さんからブーイングが起きたりもするので……。来年チャンスがあれば10分超えを目指したい」と、真っ白な歯を見せた。

 12月7日にレンタル開始。DVD-BOXは同21日に発売。