『Ⅰ』、これからも続く旅の始まり DANCE EARTH PARTY
【Special interview】EXILE USA EXILE TETSUYA Dream Shizuka
EXILE USA、EXILE TETSUYA、Dream Shizukaからなる音楽ユニットDANCE EARTH PARTYが1stアルバム『Ⅰ(ワン)』をリリース。国内外の有名アーティストが多数参加した同アルバムについて、メンバーが曲の誕生秘話など、ここでしか聞けないトークを展開する。
撮影・上岸卓史
これまでに5枚のシングルをリリースしてきたDANCE EARTH PARTYが、待望の1stアルバムを発売。
USA(以下、U)「DANCE EARTH PARTYのコンセプトが世界のいろいろな音楽や文化、ダンスを取り入れて、聞いた人が世界を旅しているような感覚になるというところを目指しているので、今回は“音楽の旅”という事をテーマにアルバムを制作しました。アフリカからブラジルから、本当にいろいろな国の要素が入ったアルバムになっていますので、きっとみなさんに楽しんでいただけると思います」
Shizuka(以下、S)「ここまで色とりどりの楽曲が集まったのも、DANCE EARTH PARTYだからこそだと思います。何でも表現できるというグループの良さが、この楽曲のバリエーションに表れていると思います。私自身は、ボーカルとしていろいろな方をお迎えして、また自分も幅広い楽曲を歌わせていただいているので、“音楽の旅”を自分自身も歌で楽しんでいます。これを聞いてもらった時に、皆さんがどんな反応をするのか、すごくワクワクが詰まった作品になりました」
TETSUYA(以下、T)「非常に豪華な仕上がりになったと思います。メンツを見ていただいたら分かると思いますが、海外のアーティスト、国内のラッパー、そしてたくさんのシンガーや演奏者など、本当に一流の方々が参加して下さいました。そんなすごい方たちが、このアルバムで音楽の旅のパーティーとして一緒に旅をして下さり、一生の思い出に残る1枚になりました」
リード曲の作詞をしたShizukaのほか、今回TETSUYAも初の作詞に挑戦している。
T「初めての経験だったので、自分の中ではむずがゆいというか、出来上がった時は、少し恥ずかしくなったんですけど(笑)。もともとDANCE EARTH PARTYで、バースデイソングを作りたいという話があって、僕は誕生日じゃない日でもおめでとうって言えるような、そんなおめでとうソングがいいなってずっと思っていたんです。去年そんな事を考えていた頃、ちょうどUSAさんの誕生日があって、Shizukaちゃんと僕でサプライズパーティーを企てたんですね。それで、USAさんをお祝いしたんですけど、その時のパーティーの模様や雰囲気、USAさんが言っていた言葉がなんか頭の中に残っていて。その時に経験した事、たくさんの仲間が集まってワイワイ飲んで踊って騒いだ楽しかった思い出を歌詞の中に入れ込んだんです。そんなド素人の僕が書いた歌詞を、Dreamの3人がとっても素敵に歌ってくれたので、本当に感謝しています。1回Shizukaちゃんに見せた時は“ここはどうやって歌うんですか? この譜割りはどうなっているんですか?”って指摘されてしまいました(笑)」
S「伝えたい想いが溢れすぎていて(笑)」
T「入らないですって言ってたよね(笑)。でもそうやっていろいろ相談して、すごく助けてもらいながら完成しました」
U「そのパーティーなんだけど、申し訳ないことに、前日飲み過ぎて二日酔いだったから、次に行こうって言われた時に、ちょっと今日は帰りたいって言っちゃったんだよね(笑)。でもみんなが熱心に誘ってくれて、行ってみたら最終的には“帰りたくない”って言ってた(笑)」
T「言ってましたね(笑)。その“帰りたくない”っていうワードだけはものすごい頭に入っていて、それはしっかり歌詞に入っているので、それを踏まえて聞いていただくと、非常に味わい深いかも知れません(笑)」
選曲、曲順も3人で意見を出し合った。
S「選曲はすんなりいったけど、曲順はいろいろありましたよね(笑)」
U「そういえばあったね(笑)。今回のアルバムは『Slow Morning』と『夜曲?ノクターン?』という2つのバラードがあって、それぞれ朝と夜の曲なんです。で、もともとその前の曲が『PREMIUM TEQUILA feat.DOBERMAN INFINITY』という曲でテキーラなので、その流れで夜の曲『夜曲?ノクターン?』にいって、そのまま寝て、朝を迎える『Slow Morning』っていう流れがいいよねっていう話をしていたんです。そうしたらShizukaちゃんが“テキーラの次は絶対朝ですね”って(笑)。すごくこだわりが強かった(笑)。なので、自分の中では、テキーラを飲んで踊って、そのまま寝ちゃったんだ。それで朝を迎えたんだってストーリーを修正して納得しました(笑)」
S「なぜかそのバラードの件は譲れませんでした(笑)。自分の中で逆はなかったんです。バラードが挟まることで、次の曲が仕切り直しじゃないですけど、バラードはバラードで別世界というか、別軸で考えていたので、夜の『夜曲?ノクターン?』がきて、朝の『Slow Morning』はないなと。逆のほうがいいですと言わせていただきました(笑)。でもそれ以外は全部一緒でしたよね」
U「そうだね」
そして今回の衣装は黄色がイメージカラーだ。
T「もう、ハッピーと言えば黄色でしょ、みたいな」
U「そしてラッキーカラーね。誰のっていうわけじゃないけど(笑)。幸せの黄色いハンカチじゃないですけど、幸せを呼び込む色という意味で」
T「パッと目を引く色だし、すごくインパクトがあっていいなと思います。着ただけで元気になるし、踊りたくなる」
U「一番最初にDANCE EARTH PARTYとしてみんなで撮った写真が白だったんです。それからいろいろな世界の音楽を試しながら、今回は黄色に染まっているという感じですね。今後は、赤なのか、緑なのか、ブルーなのか…、他の色に染まっているかもしれない。でもそれもまた楽しみですよね」
S「E-girlsは割とカラフルな衣装が多いんですけど、黄色一色は今までなかったかな…。でも着てみたら元気が出ていいなと思いました」
1stアルバムもリリースされ、今後の活躍が楽しみなDANCE EARTH PARTY。これからどんな旅をしていくのか。
U「今までためてきた思いなんかが、やっとひとつにまとまって、アウトプットすることができたので、これを持ってファンのみなさんと直接会えるようなイベントをどんどん作っていきたいですね。この曲とともに、みんなが参加できるようなフェスだったり、お祭りだったりを企画していきたい。踊ってみようっていう場があるのは素敵だなと思うので、そういう機会を作りたいと思います」
T「なかなか日常で踊ろうと思う瞬間ってないと思うので、そういう場面やきっかけを、DANCE EARTH PARTYで増やしていけたら」
U「昨年第1回目の『DANCE EARTH FESTIVAL 2016』をやって無事成功したので、それをもっとみんなを巻き込めるようなハッピーな場所に膨らましていければ。年に1回はみんなで空の下集まって、歌って踊って過ごせれば、楽しいと思いません? そういうイベントを続けていきたいなと思います。また、去年だけでなくなってしまったお祭りが60個ぐらいあるとう話を聞いたんです。やはり人口が減ったりとか、後継者がいなくなったりとか、地方ではそういう問題がある。そういう素敵なのになくなってしまいそうなお祭りとかともコラボして、地方を盛り上げたりできれば最高だなと思います」
USA(以下、U)「DANCE EARTH PARTYのコンセプトが世界のいろいろな音楽や文化、ダンスを取り入れて、聞いた人が世界を旅しているような感覚になるというところを目指しているので、今回は“音楽の旅”という事をテーマにアルバムを制作しました。アフリカからブラジルから、本当にいろいろな国の要素が入ったアルバムになっていますので、きっとみなさんに楽しんでいただけると思います」
Shizuka(以下、S)「ここまで色とりどりの楽曲が集まったのも、DANCE EARTH PARTYだからこそだと思います。何でも表現できるというグループの良さが、この楽曲のバリエーションに表れていると思います。私自身は、ボーカルとしていろいろな方をお迎えして、また自分も幅広い楽曲を歌わせていただいているので、“音楽の旅”を自分自身も歌で楽しんでいます。これを聞いてもらった時に、皆さんがどんな反応をするのか、すごくワクワクが詰まった作品になりました」
TETSUYA(以下、T)「非常に豪華な仕上がりになったと思います。メンツを見ていただいたら分かると思いますが、海外のアーティスト、国内のラッパー、そしてたくさんのシンガーや演奏者など、本当に一流の方々が参加して下さいました。そんなすごい方たちが、このアルバムで音楽の旅のパーティーとして一緒に旅をして下さり、一生の思い出に残る1枚になりました」
リード曲の作詞をしたShizukaのほか、今回TETSUYAも初の作詞に挑戦している。
T「初めての経験だったので、自分の中ではむずがゆいというか、出来上がった時は、少し恥ずかしくなったんですけど(笑)。もともとDANCE EARTH PARTYで、バースデイソングを作りたいという話があって、僕は誕生日じゃない日でもおめでとうって言えるような、そんなおめでとうソングがいいなってずっと思っていたんです。去年そんな事を考えていた頃、ちょうどUSAさんの誕生日があって、Shizukaちゃんと僕でサプライズパーティーを企てたんですね。それで、USAさんをお祝いしたんですけど、その時のパーティーの模様や雰囲気、USAさんが言っていた言葉がなんか頭の中に残っていて。その時に経験した事、たくさんの仲間が集まってワイワイ飲んで踊って騒いだ楽しかった思い出を歌詞の中に入れ込んだんです。そんなド素人の僕が書いた歌詞を、Dreamの3人がとっても素敵に歌ってくれたので、本当に感謝しています。1回Shizukaちゃんに見せた時は“ここはどうやって歌うんですか? この譜割りはどうなっているんですか?”って指摘されてしまいました(笑)」
S「伝えたい想いが溢れすぎていて(笑)」
T「入らないですって言ってたよね(笑)。でもそうやっていろいろ相談して、すごく助けてもらいながら完成しました」
U「そのパーティーなんだけど、申し訳ないことに、前日飲み過ぎて二日酔いだったから、次に行こうって言われた時に、ちょっと今日は帰りたいって言っちゃったんだよね(笑)。でもみんなが熱心に誘ってくれて、行ってみたら最終的には“帰りたくない”って言ってた(笑)」
T「言ってましたね(笑)。その“帰りたくない”っていうワードだけはものすごい頭に入っていて、それはしっかり歌詞に入っているので、それを踏まえて聞いていただくと、非常に味わい深いかも知れません(笑)」
選曲、曲順も3人で意見を出し合った。
S「選曲はすんなりいったけど、曲順はいろいろありましたよね(笑)」
U「そういえばあったね(笑)。今回のアルバムは『Slow Morning』と『夜曲?ノクターン?』という2つのバラードがあって、それぞれ朝と夜の曲なんです。で、もともとその前の曲が『PREMIUM TEQUILA feat.DOBERMAN INFINITY』という曲でテキーラなので、その流れで夜の曲『夜曲?ノクターン?』にいって、そのまま寝て、朝を迎える『Slow Morning』っていう流れがいいよねっていう話をしていたんです。そうしたらShizukaちゃんが“テキーラの次は絶対朝ですね”って(笑)。すごくこだわりが強かった(笑)。なので、自分の中では、テキーラを飲んで踊って、そのまま寝ちゃったんだ。それで朝を迎えたんだってストーリーを修正して納得しました(笑)」
S「なぜかそのバラードの件は譲れませんでした(笑)。自分の中で逆はなかったんです。バラードが挟まることで、次の曲が仕切り直しじゃないですけど、バラードはバラードで別世界というか、別軸で考えていたので、夜の『夜曲?ノクターン?』がきて、朝の『Slow Morning』はないなと。逆のほうがいいですと言わせていただきました(笑)。でもそれ以外は全部一緒でしたよね」
U「そうだね」
そして今回の衣装は黄色がイメージカラーだ。
T「もう、ハッピーと言えば黄色でしょ、みたいな」
U「そしてラッキーカラーね。誰のっていうわけじゃないけど(笑)。幸せの黄色いハンカチじゃないですけど、幸せを呼び込む色という意味で」
T「パッと目を引く色だし、すごくインパクトがあっていいなと思います。着ただけで元気になるし、踊りたくなる」
U「一番最初にDANCE EARTH PARTYとしてみんなで撮った写真が白だったんです。それからいろいろな世界の音楽を試しながら、今回は黄色に染まっているという感じですね。今後は、赤なのか、緑なのか、ブルーなのか…、他の色に染まっているかもしれない。でもそれもまた楽しみですよね」
S「E-girlsは割とカラフルな衣装が多いんですけど、黄色一色は今までなかったかな…。でも着てみたら元気が出ていいなと思いました」
1stアルバムもリリースされ、今後の活躍が楽しみなDANCE EARTH PARTY。これからどんな旅をしていくのか。
U「今までためてきた思いなんかが、やっとひとつにまとまって、アウトプットすることができたので、これを持ってファンのみなさんと直接会えるようなイベントをどんどん作っていきたいですね。この曲とともに、みんなが参加できるようなフェスだったり、お祭りだったりを企画していきたい。踊ってみようっていう場があるのは素敵だなと思うので、そういう機会を作りたいと思います」
T「なかなか日常で踊ろうと思う瞬間ってないと思うので、そういう場面やきっかけを、DANCE EARTH PARTYで増やしていけたら」
U「昨年第1回目の『DANCE EARTH FESTIVAL 2016』をやって無事成功したので、それをもっとみんなを巻き込めるようなハッピーな場所に膨らましていければ。年に1回はみんなで空の下集まって、歌って踊って過ごせれば、楽しいと思いません? そういうイベントを続けていきたいなと思います。また、去年だけでなくなってしまったお祭りが60個ぐらいあるとう話を聞いたんです。やはり人口が減ったりとか、後継者がいなくなったりとか、地方ではそういう問題がある。そういう素敵なのになくなってしまいそうなお祭りとかともコラボして、地方を盛り上げたりできれば最高だなと思います」