瞬間と永遠「写真展「COLORS − 色は語る−」写大ギャラリー・カラー作品コレクションより」
東京工芸大学 写大ギャラリー 開催中?8月6日(日)
エルンスト・ハース「ザ・クリエイション」より 1968年
東京工芸大学芸術学部写大ギャラリーが所蔵する約1万点のオリジナルプリント・コレクションのなかから“色”をテーマに、選りすぐったカラー作品約40点を紹介する。
19世紀に発明された当初はモノクロのみの表現媒体だった写真。しかし、より見たままに写し取りたいという人々の欲求からモノクロの写真を手作業で着色するようになり、そこからさまざまなカラー写真技法の研究が続けられた。20世紀になり実用的な技法が開発されるも、一般化したのは1970年代のこと。それから約40年。現在ではカラーによる写真作品は当たり前になり、デジタル化によりさらに表現の幅は広がっている。
写真において色の情報は大きな役割を果たしている。体験した世界を再現するため、美学的、感情的な効果を生むためなど、写真家は色による多用な表現を試みてきた。本展では、写真表現において“色が伝えるもの”を感じる作品が集結。出展は、海外作家ではラッセル・リー、アーヴィング・ペン、エルンスト・ハースら。国内作家では細江英公、森山大道、薄井一議 、本城直季ら。国内外の幅広い年代の作品が揃う
【時間】10?20時【休】会期中無休【料金】入場無料【問い合わせ】03-3372-1321(代表)【交通】地下鉄 中野坂上駅より徒歩7分【URL】 http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/