EXILE ÜSA・TETSUYAが宮城県の子どもたちにダンスレッスン

「ダンスで日本を元気に!夢の課外授業中学生Rising Sun Project 2017」スタート

 東日本大震災で大きな被害を受けた東北の子どもたちに、元気、夢を届けたいという想いからスタートした「ダンスで日本を元気に!夢の課外授業中学生Rising Sun Project 2017」が14日、宮城県七ヶ浜町立七ヶ浜中学校と向洋中学校で開校式が行われ、EXILE ÜSA・TETSUYAが参加。ダンスの先生として子どもたちにダンスレッスンや夢についてのお話しの授業を行った。

「ダンスで日本を元気に!夢の課外授業中学生Rising Sun Project」は2012年にスタートし今年で6年目の開催となる。ÜSAとTETSUYAは本プロジェクトの立ち上げから関わっており、TETSUYAは「当時はまだまだ復興途中で、子どもたちの元気がない姿も見ていましたし、いろいろなニュースも目にする中でプロジェクトがスタートしました。だからこそ、もっと一生懸命踊らなきゃとかいろんな活動を頑張らなきゃという気持ちにさせてくれました」と振り返った。

 ダンスレッスンでは、七ヶ浜中学校276名、向洋中学校281名の生徒に復興支援曲でもあるEXILEの「Rising Sun」の振付を指導。自分たちでも習得が難しかったという複雑な足の動きがあるサビの部分で、最初は苦戦する子どもたちにÜSAとTETSUYAが直接アドバイス。実際に踊って見せると、みるみる上達していく生徒たちからは自然と笑顔がこぼれ「想像以上にダンスに対しての壁がなく、ダンスが上手でビックリしました」と驚きをみせたÜSAだった。

 お話しの授業では、夢についてのトークセッションが行われ、子どもたちの夢を聞いたÜSAとTETSUYAは「好きなことに出会えることは素晴らしい。続ければ夢は叶う。そして多くの人に自分の気持ちや夢を伝えること」とアドバイスを送り、最後は子どもたちから歌のプレゼントが2人に送られた。「Rising Sun」の振付指導を受けた子どもたちは、これから約3カ月間練習に励み、ダンスをマスターし、10月に開催されるイベントで披露する。

 授業を終えてÜSAは「一緒に踊ることができて楽しかったです。きっとこの3カ月間大変なことがあると思いますが、みんなで協力してダンスが上手くなるだけではなく、仲間との絆や大切なことをこのダンスを通じて築いてもらえたら嬉しいです。10月、みんなで心を一つに、最高のダンスを踊りましょう」、TETSUYAは「今日は楽しい時間を過ごすことができました。10月の発表は遠いようですぐ来てしまうと思いますが、今できる自分の一生懸命を振り絞って頂ければ、それだけでも良い思い出になると思うので、仲間を信じて自分を信じて、楽しんで頑張ってください」と生徒へエールを送った。

 また、ÜSAは「この活動を通して、ダンスを教えた子どもたちがそこからさらに地元のお祭りで踊ったり、そこで、おじいちゃんやおばあちゃんを笑顔にさせたり、ダンスの輪がどんどん広がっているという光景を見たときに、本当に素晴らしいことだなと思ったので、これからも一緒に盛り上げていけたらと思います」、TETSUYAは「毎年このプロジェクトを楽しみにしていますし、この活動を通して僕に頂いたパワーというのは凄くたくさんあるので、これからも継続していきたいです」と本プロジェクとへの想いを語った。