【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第65回「インプットな2017年」
2017年も残すところわずかになり、あとはクリスマスと年越しを残すだけですが、今年一年を振り返ると本当にいろいろなことがあった年でした。今年の初めはまだEXILE THE SECOND初の単独アリーナツアー『WILD WILD WARRIORS』の真っ最中でしたね、早っ!! (笑) まだ1年も経っていないことにビックリですが、2月にはDANCE EARTH PARTYでアルバムをリリースして、3月にはEXILE THE SECONDのアルバムリリース、4月はEダンスアカデミーのシーズン5がスタートしたり、個人的には早稲田大学院に入学し、学生としての新しいチャレンジも始まり、踊ることへの気持ちがさらに強くなったことを感じました。この連載「DANCEの道」で書かせていただいていることは、まさに「ROUTE」。現在、行っているEXILE THE SECONDのツアーのタイトル「ROUTE6・6」そのものだなぁと最近よく感じていて、ここで書いているさまざまなことをそのままステージで表現しているような気持ちでやらせていただいています。そして5月からは夏フェスも始まり、どちらのグループでも出演していたので、ダブルヘッダーになるステージもありましたが、それだけたくさんDANCEをすることができたことは本当に幸せでした。
格好良くいえば、常に戦いの中に身を置く戦士のように、DANCEもアイデンティティーも、今までで一番研ぎ澄まされたように思います(カッコよく言い過ぎました…すみません)。確かに、これだけたくさんの事をやっていると忙しすぎて、どこにいるのかさえ分からなくなるくらい目が回る時もありましたが、その分、その時その時の対応力だったりアイデアがすぐに浮かんだり、今までに無い感覚になることが多々ありました、不思議ですね。やはり人間には限界ってないのかもしれません、常に自分を追い込むことで、今までに考えもできなかったことが浮かんだり、想像以上のことをやってしまう勇気が湧いてきたり、もちろんそれが答えでは無いですし、まだまだそれ以上の先があるからこそ面白いのですが、この感覚を体験させてくれた2017年は、今年のテーマにしていた「インプット」の核になるモノを与えてくれたように思います。
そして秋には「DANCE EARTH FESTIVAL 2017」が開催されたり、「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018“ROUTE6・6”」も始まり、2018年に続いていきますが、さらに自分のできる「おもてなし」とは何なのかをこれからも限界を決めずに探していきたいと思います。