【インタビュー】DEEP、最新作『THE SINGER』に込めた熱い想い
4人組コーラス・ボーカルグループのDEEPが最新アルバム『THE SINGER』を6月27日にリリースする。アカペラやR&Bといった真骨頂とも言える曲から「踊ったりもする」ナンバーまで、変幻自在なシンガーっぷりを存分に反映した作品だ。ビューティフルでエモーショナルな歌たちは、聴けばすっと心に沁み込んで……。
撮影・仲西マティアス / スタイリスト・長谷川渉 / ヘアメイク・宇田川たかひろ(CiNEMA daikanyama)
僕らの生きざま、僕らは歌い手(THE SINGER)であるということを表明したい
――最新アルバムがまもなくリリースされます。タイトルは『THE SINGER』。ストレートで潔く、力のあるタイトルですね。
TAKA:2月にリリースしたシングル「SING」を経て、改めて気づいたというか、そうだなと思ったことなんですけど、DEEPが届けるエンターテインメントは、やっぱり歌なんだって。4人の歌い手として、皆さんに楽しんでもらえるようなものを届けたいという気持ちはずっとあって、10年やって11年目を迎えた今、僕らの生きざま、僕らは歌い手(THE SINGER)であるということを表明しようと思ったというか。そういう意味で、この作品はDEEPの決意表明なんだと思います。
――アートワークも「歌」を意識したものなのかなと感じました。姿や形は鮮明に見えないけれど、DEEPが歌う歌は鮮明にある、といったような。深読みかもしれませんが。
YUICHIRO:そう感じていただけたなら、このジャケにしてよかったな(笑)。メンバーみんなで決めたものですけど、ただ裏テーマってほどではないにしても、それぞれがどこかにしっかりと持っているんだと思いますね、DEEPのメインは歌である、ってことを。
――さて、内容についてですが、前作からインターバルも長くあったこともありますし、その間にリリースされたシングルもあって、新曲は……
YUICHIRO:3曲ですね。
――収録すべき曲というのはおのずと決まってくるところもありますし、そのうえで、このアルバムはどんな作品にしようと考えていましたか?
YUICHIRO:コンセプトなどがあるわけではなくて、自分たちがやりたい曲、歌いたいと思う曲を歌い、収録したという感じですね。2曲目の「MAYDAY」は2年前にシングルとしてリリースした曲。そこに新しい曲、デビューして11年だからこそ歌えた楽曲も詰まっています。中でも「SING」は特別で、10年間の僕たちを知っている春川仁志さんにお願いして書いてもらったし、自分たちも歌詞を書いた。これまでの歩みでもあるし、これからも歌っていきたいという思いを込めた楽曲です。
――TAKAさんもおっしゃっていました「SING」は、このアルバムの軸ですよね。
YUICHIRO:曲が流れるたびに、歌っている最中でも初心に返ることができる曲です。歌うたびにそういった思いを味わっているし、歌そのものが成長していっています。やっぱり、10年目というタイミングで歌う歌だったと思います。そういう意味では、KEISEIがプロデュースした「Celebrate」も今じゃなければ歌えなかったと思います。KEISEIと関わりのあるメンバーで、ミュージックビデオも地元の札幌で撮影して、今までの積み重ねがあっての曲。
――最新アルバムがまもなくリリースされます。タイトルは『THE SINGER』。ストレートで潔く、力のあるタイトルですね。
TAKA:2月にリリースしたシングル「SING」を経て、改めて気づいたというか、そうだなと思ったことなんですけど、DEEPが届けるエンターテインメントは、やっぱり歌なんだって。4人の歌い手として、皆さんに楽しんでもらえるようなものを届けたいという気持ちはずっとあって、10年やって11年目を迎えた今、僕らの生きざま、僕らは歌い手(THE SINGER)であるということを表明しようと思ったというか。そういう意味で、この作品はDEEPの決意表明なんだと思います。
――アートワークも「歌」を意識したものなのかなと感じました。姿や形は鮮明に見えないけれど、DEEPが歌う歌は鮮明にある、といったような。深読みかもしれませんが。
YUICHIRO:そう感じていただけたなら、このジャケにしてよかったな(笑)。メンバーみんなで決めたものですけど、ただ裏テーマってほどではないにしても、それぞれがどこかにしっかりと持っているんだと思いますね、DEEPのメインは歌である、ってことを。
――さて、内容についてですが、前作からインターバルも長くあったこともありますし、その間にリリースされたシングルもあって、新曲は……
YUICHIRO:3曲ですね。
――収録すべき曲というのはおのずと決まってくるところもありますし、そのうえで、このアルバムはどんな作品にしようと考えていましたか?
YUICHIRO:コンセプトなどがあるわけではなくて、自分たちがやりたい曲、歌いたいと思う曲を歌い、収録したという感じですね。2曲目の「MAYDAY」は2年前にシングルとしてリリースした曲。そこに新しい曲、デビューして11年だからこそ歌えた楽曲も詰まっています。中でも「SING」は特別で、10年間の僕たちを知っている春川仁志さんにお願いして書いてもらったし、自分たちも歌詞を書いた。これまでの歩みでもあるし、これからも歌っていきたいという思いを込めた楽曲です。
――TAKAさんもおっしゃっていました「SING」は、このアルバムの軸ですよね。
YUICHIRO:曲が流れるたびに、歌っている最中でも初心に返ることができる曲です。歌うたびにそういった思いを味わっているし、歌そのものが成長していっています。やっぱり、10年目というタイミングで歌う歌だったと思います。そういう意味では、KEISEIがプロデュースした「Celebrate」も今じゃなければ歌えなかったと思います。KEISEIと関わりのあるメンバーで、ミュージックビデオも地元の札幌で撮影して、今までの積み重ねがあっての曲。