インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.31 鷲尾伶菜 (E-girls / Flower)

 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。

 今回は、E-girlsで最新ツアーを展開中の鷲尾伶菜さんです。
将来の夢を書かなきゃいけない時には「トリマー」って書いてました

――子供のころ、どんな夢を持っていましたか。

歌手ですね。幼稚園ぐらいからずっとそうです。SPEEDさんとEvery Little Thingさんを見て、音楽って素敵だなって思ったんです。ただ内気な性格もあって人には言えなくて、卒業文集とかで将来の夢を書かなきゃいけない時には「トリマー」って書いてました。動物も好きだったので!

――内気な女の子だったんですね……

授業中に指名されると赤面しちゃって、緊張して声が出なくなり、まったくしゃべれず、「もういいよ」って先生に言われるまでただずっと立っていました。

――そんな恥ずかしがりやの女の子が夢に向かって動き出したのはどんなきっかけで?

2008年のEXILEさんのパーフェクトイヤーのライブに行ったことですね。両親と行ったんですけど、ATSUSHIさんやTAKAHIROさんの歌もすごかったし、ドーム会場全体が1つになった感じとか、こんなに感動するのかって。その時に私もこうなりたいと思いました。それで、親にexpgに入りたいって言いました。ただ「歌手になりたい」っていうところは、通いながらもまだしばらく隠してたんですけど…….

――その時に自分ではどんなふうに歌と向き合っていたんですか?

特別努力したという記憶はないんですよね……ただ、好きだからやってた。いろんな曲をたくさん聞いたし、自分の歌も録音して何度も聞いて研究しました。感受性は豊かだったから、メロディーという決められたもののなかにどうしたら感情を入れていけるのかを考えていました。


――そのなかで、ボーカル・バトル・オーディションに挑戦して、今に至るわけですけど、「歌手になりたい」という夢は実現したと感じていますか?

実現……したのかな。一番最初に描いた夢っていうのは、自分が感じたのと同じように人に活力を与えられたらっていうことでした。音楽って生活の一部ですから、聞いてくれたその人が曲を聞いて支えられたとか、もうやめようと思ったけどもう少し続けてみようと思ったとか、1人でもそう思ってくれる人がいるなら、私の夢は叶ったって言えるんじゃないかなと思います。
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