ブロードウェイミュージカルの金字塔『コーラスライン』が再来日

 ブロードウェイミュージカルの金字塔的な傑作『コーラスライン』が再来日。

 新作ブロードウェイミュージカルのコーラスダンサーのオーディション会場を舞台に成功を目指すダンサーたちの姿を描く。わずか8つの枠をかけてニューヨーク中のダンサーたちが集まり選考に臨む。最終選考に残った17名は演出家のザックに「履歴書に乗っていないことを話してほしい」と語り掛けられ、それぞれの過去を語り始める。ダンスに魅了されたきっかけ、落ちこぼれだった過去、身長が足りずにバレエダンサーになるのをあきらめたこと……。それぞれがつらい思い出を赤裸々に話し始める。そしてまた尋ねられる「もし、踊れなくなったらどうする」?

 上演されるのは、1975年にオフ・ブロードウェイで開幕したマイケル・ベネットの初演版を忠実に再現したリバイバル版(2006年)。オリジナルのヒットは触れるまでもないが、トニー賞にノミネートされたリバイバル版は、日本でも2009年に上陸し好評を博し、2011年にも再び来日を果たしている。今回はそれに続く3回目の来日となる。生演奏。英語上演。日本語字幕あり。9月には東京凱旋公演もある。

『コーラスライン』
東京公演
【日時】8月15日(水)〜26日(日)(開演は、火曜と金曜は16時、水曜と木曜は13時/19時、土曜は12時30分/16時30分、日曜は12時30分。15日は19時のみ。20日は休演。開場は開演の30分前)
【会場】東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
【料金】S席1万3000円、A席1万1000円(全席指定・税込)
【問い合わせ】キョードー東京(TEL:0570-550-799=平日11〜18時、土日祝10〜18時。オペレーター対応)
【URL】 http://www.acl2018.jp/
【原案・オリジナル振付・演出】マイケル・ベネット
【演出・振付・再構成】バーヨーク・リー