【ラブシャ2018】7万5000人が富士のふもとで夏をしめくくり

©SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 Photo by 上山陽介

 8月31日〜9月2日の3日間にわたって開催された「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」が、今年も大盛況の内に終了した。今年の来場者数は3日間合計で7万5000人。チケットは3日間ともに早々にソールドアウトし、平成最後の夏をプレミアムなものにした。

©SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 Photo by 岸田哲平

予測不可能なステージをみせたヤバイTシャツ屋さん

 2年連続参加となり昨年より大きなステージでの登場となったヤバイTシャツ屋さん。新曲をリハーサルで披露するなどトリッキーさも昨年よりパワーアップ。『ハッピーウェディング前ソング』『ヤバみ』の人気曲を披露し序盤からたたみかけた。ライブ終盤には「時間余っちゃったのでもう1曲やります!」とオーディエンスを沸かせていた。

 ヤバイTシャツ屋さんに笑いでは負けないと登場したのは、本日の最年長アクトのグループ魂。MCの渚カヲルによる前説からスタートし、7年ぶりの新曲やネタ曲の『中村屋』を披露。紅白でも披露した人気曲『君にジュースを買ってあげる❤︎』を披露。ラストは『ペニス JAPAN』でフィニッシュ。

©SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 Photo by 古溪一道

Nulbarichが夏の夜を大人ムードに

 8月から9月となった2日目の注目アクトはNulbarich。登場時間が夕方から夜にかかる時間という良い雰囲気の中、ヴォーカルのJQのアンニュイな歌声が会場を包んでいた。『Everybody Knows』『It’s Who We Are』と披露し、ゆっくりとムーディーな感覚は気持ちよく、JQも「ヤバイ」と呟いていた。

 本日のトリに登場したのはサカナクション。レーザー光線を使用した演出や、シングル曲を中心にしたセットリストで、圧倒的な安定感をみせた。

©SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 201 Photo by 上山陽介

最終日の注目アクトはあいみょん

 最終日に登場となったあいみょんは、SWEET LOVE SHOWERに初参戦。この夏のフェスに引っ張りだこだったあいみょん。『憧れてきたんだ』でライブをスタート。『君はロックを聴かない』『マリーゴールド』の人気曲を抜群の歌唱力で歌い上げ観客を圧倒した。「すごいですね、どこまで人おんねやろ?」と本人がコメントするほどどこまでも続く人の数は、大ブレイク中であることを改めて実感させられた。生々しい歌詞がポジティブなエネルギーに変わるリリック揃いの楽曲達を惜しみなく披露し、最後は「貴方解剖純愛歌~死ね~」で短いながらも強いインパクトを残したステージに幕を閉じた。

©SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 Photo by 上山陽介

 イベントの模様は、9月29日、10月6日、13日と3週連続でスペースシャワーTVで放送する。