ロンダ・ラウジーが前哨戦で勝利も脇腹に大ダメージ【WWE ロウ】
試合には勝つもアレクサ・ブリスの脇腹集中攻撃で悶絶
WWE「ロウ」(米国現地時間9月10日、ルイジアナ州ニューオーリンズ)でロウ女子王者ロンダ・ラウジーが「ヘル・イン・ア・セル」で対戦するアレクサ・ブリスとタッグで前哨戦を戦った。
ロンダはナタリアを、アレクサはミッキー・ジェームスをパートナーに試合が始まる。
ナタリヤはミッキーのスーパーキック、クローズラインを食らい劣勢となるとそのままアレクサ&ミッキーの巧みな攻撃に捕まってしまう。
コーナーで手をこまねくロンダにアレクサは不意打ちの平手打ちを見舞い、シャドーボクシングのアクションで挑発と心理戦で有利に立つ。
やっと自軍のコーナーに戻ったナタリヤのタッチを受けたロンダは怒りの表情でアレクサを追うが、アレクサは素早く場外にエスケープ。ミッキーがロンダの目を引き付けたところでアレクサがロンダを襲撃。バリケードに叩きつけ、さらに脇腹に集中攻撃を浴びせた。
劣勢に立たされたロンダだったが、自らの身体を叩いて気合を入れ直すと、交代したミッキーにジャブとボディーのパンチのコンビネーションから一本背負い3発。最後はアレクサに見せ付けながらアームバーを決めて辛勝した。
試合後、両手を上げて勝ち名乗りを受けているロンダの脇腹にアレクサはサイドキックをお見舞い。脇腹に大きなダメージを負ったロンダはバックステージでのインタビューで「脇腹は大丈夫。例え怪我をしていたとしても『ヘル・イン・ア・セル』には出場するわ」と話した。
「ヘル・イン・ア・セル」(日本時間9月17日、WWEネットワークで生配信)ではロンダとアレクサのロウ女子王座戦が行われることになっている。
レネー・ヤングがWWE史上初のフルタイムでの女性コメンテーターに
またこの日のロウの生中継から、レネー・ヤングがロウの実況チームに正式加入。WWE史上初のフルタイムでの女性コメンテーターとなった。レネーはマイケル・コールとコーリー・グレイブスとの3人のチームで、今後、毎週のロウの放送を全世界に向けて届けることになる。
レネーは2012年からWWEの番組でインタビュアー、MCなどを務め、ロウ、スマックダウン、NXTなどに出演。現在WWEネットワークで放送している「メイ・ヤング・クラッシク2018」でも実況チームの一員として抜擢されている。