前田vs清水の元パンクラス王者対決が修斗のリングで実現【1・27修斗】

対戦が決まった前田(左)と清水(撮影・蔦野裕)

清水の「マジでやっちゃう」に前田は「わしに勝てると思っとるんかい!」
 プロフェッショナル修斗の2019年第1弾大会となる「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが12月15日、発表された。

 フライ級戦で前田吉朗(世界フライ級2位)と清水清隆(同4位)が対戦する。2人はともにかつてパンクラスでベルトを巻いた経験を持つ。

 2人はこの日行われた「インフィニティリーグ2018優勝決定戦」のリングに上がり清水が「吉朗さんやりますか! これは練馬(TRIBE TOKYO M.M.A)と大国町(パンクラス大阪)の大戦争。負けられない。マジでやっちゃうんで応援よろしくお願いします」と言えば、前田は「修斗の30周年記念のオープニング大会で元キングオブパンクラシス対決という修斗ではありえないような対戦になったんですが、結果としてはこれは大国町vs練馬。おい、わしに勝てると思っとるんかい! かかってこんかい! ど突きまわしたりますわ!」と舌戦を展開した。

 同大会は王者・祖根寿麻に岡田遼が挑戦する「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」、約2年半ぶりに元ストロー級世界王者の飛鳥拳が出場。今年の全日本アマ修斗のストロー級で優勝した天才高校生・田上越累のデビュー戦など話題が豊富なカードが並んでいる。

ONEで勝利を収め凱旋した猿田洋祐が挨拶(撮影・蔦野裕)

凱旋帰国の猿田が内藤のび太戦をアピール
 またこの日はONE Championship「ONE: DESTINY OF CHAMPIONS」(12月7日、マレーシア・クアラルンプール アシアタ・アリーナ)に参戦し、アレックス・シウバに勝利を収めた修斗世界ストロー級王者の猿田洋祐が凱旋。リング上で挨拶を行った。

 猿田は「元王者のアレックス・シウバ選手と試合をして判定でしたが無事勝つことができました。急きょ決まった試合だったが、自分は修斗で育ててもらって、トップ選手と戦ってきた自負があったので自信を持って戦うことができた。来年も継続して参戦していくが、修斗の30周年記念大会には自分も参戦したい。できればみんなが見たいカード。内藤のび太選手、一緒に日本の格闘技、修斗を盛り上げてください。ぜひやりたいと思っています」と元修斗世界フライ級、元ONE世界ストロー級王者の内藤との対戦をアピールした。