編集部が勝手に予想!? 2019年は“コレが来る〜!”かも…【格闘技 やっぱり見たい!】
“流行は時代を作る”。平成を振り返る企画を目にし、つくづくそう実感させられた2018年。果たして2019年は、一体何がブレイクするのか、編集部が勝手に大予想! 当たるも八卦当たらぬも八卦の精神でお楽しみ下さい。
あのカードは実現するのか…ということを夢想するのがファンの特権
格闘技界を引っ張るのはこの2人!
2018年の格闘技界はきっかけと結果はともあれ、ファンを熱狂させるカードや大会が多く行われた。
2月の新生K-1初のさいたまスーパーアリーナ メインアリーナ大会では直前に大雅がK-1を離脱したことから「第3代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が開催されることとなり、武尊が3階級制覇を成し遂げた。武尊の頑張りはもちろんだが、他の選手も好勝負を展開。ピンチをK-1全体でチャンスに変えた大会だった。そのトーナメント1回戦で卜部弘嵩を破った皇治が新生K-1初となる12月の大阪大会でメーンを務め、武尊と対戦。いわば点と点が結びついて線になったマッチメーク。皇治は敗れはしたものの大会決定から一夜明け会見まできっちりとした仕事で大阪大会を成功に導いた。
その大阪大会の勝利後のリングで武尊は「あの選手」との対戦に言及。武尊はこれまで“やれないものをやるとは言いたくない”という姿勢でこの対戦について口を開くことはなかっただけに、今後、この問題がどのように推移していくのかは気になるところ。
大阪大会後にK-1プロデューサーが宮田充氏から中村拓己氏にバトンタッチされた。これまでのマッチメークの流れがあるため、中村氏が個性を打ち出すのはしばらく後になってからと思われるが、どんな手腕を発揮してくれるのか…。
一方、RIZINは9月に那須川天心vs堀口恭司、大晦日に天心vsフロイド・メイウェザーというドリームマッチ2試合を実現させた。
今年は4月大会を皮切りに8大会を予定。このほかにも300人規模の会場での小規模大会も開催予定と大会数も一気に増える。これまで出し惜しみすることなく魅力的なカードを連発してきたが、果たして2019年は?
那須川は主戦場であるRISEで開催される「RISE WORLD SERIES」に出場。当面の目標はここでの優勝ということになりそうだ。同シリーズはワンデイトーナメントではなく3大会に渡って開催。1回戦が3月か4月、準決勝が6月か7月、決勝が8〜10月に予定されていることからRIZINなど他の大会への出場も限定的になりそう? となると武尊戦が行われるとしたらやはり年末? では場所は?などと勝手に夢想するのがファンの特権。今年も話題の尽きない格闘技界になりそうだ。