谷原章介、2人のメリー・ポピンズにメロメロ! 平原綾香の「ツンデレぶりにやられる」、来日女優に「たまらない」
映画『メリー・ポピンズ リターンズ』のジャパンプレミアイベントが23日、都内にて行われ、主演のエミリー・ブラントと、日本語吹き替え版に出演した平原綾香、谷原章介が登壇した。
1964年公開の名作映画『メリー・ポピンズ』をディズニーが55年ぶりによみがえらせたミュージカル・エンターテインメント。主人公メリー役を演じるエミリー・ブラントは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ガール・オン・ザ・トレイン』など日本でも注目を集め、世界的にも評価の高い実力派女優。
日本語版エンディングソング『幸せのありか』を披露し、魔法の歌声で会場を魅了した平原。そんな平原の歌を絶賛した谷原も、初の洋画吹き替えに挑んだ本作で歌を披露していると明かし「指導していただいて練習を重ね、なんとか形になったかな、と」と謙遜。すると平原から「(谷原が演じた)マイケルが歌う歌は、この映画の中で一番難しいのでは。それをよくぞあれほど素晴らしく歌われた」とほめられると「じゃあ僕、これから人前で歌う仕事もしていいですかね?」とニヤリ。さらに「平原さんは舞台でもメリー・ポピンズを演じられているので吹き替えもやりやすかったろうと思うかもしれませんが、エミリーさんのメリーに合わせないといけないから大変だったと思う。見事に表現していて、特にツンデレなお声がすばらしい。(吹替版を見れば)ツンデレぶりにやられますよ」と力説。
そして待ちに待った主演のエミリーが谷原のエスコートで登場。今回が初来日だというエミリーは「実は一番好きなのが日本食なので、食べ物も楽しませてもらっています。次は仕事じゃなくて日本に来たい!」と短い滞在を満喫している様子。メリーとの共通点を聞かれると「空を飛べること。私、飛べるんです。日本酒を頂かないといけないけど(笑)」とお茶目なジョークで返し会場の笑いをさそうなど終始ごきげん。
ミステリアスで奥深い人間らしさを持つメリー・ポピンズを演じたエミリーを平原と谷原も絶賛。「ジュリー・アンドリュースが作り上げたメリー・ポピンズ像はかわいらしくてチャーミングなんだけど、今回エミリーさんが作り上げたメリーは凛とした美しさの中にあるコケティッシュな魅力、でもどこかさみしさも感じる。そこに男はぐっと来て助けてあげたくなってしまう」。エミリーが「私もスーパーヒーローではなく彼女の人間性を大切に演じたいと思ったんです。そこがふとした瞬間に垣間見えるように演じることを意識していました」と返すと、谷原は「それがたまらないんです」とすっかりメロメロ。
もし魔法が使えたら何をすると質問され「(劇中シーンのように)家のバスタブにイルカを出現させる」と答えたエミリーだったが「世界中の子供たちを元気にする魔法があったらいいな」という平原の答えに「平原さんの答えの方が良かったですね…ちょっと浅い答えをしてしまった」と反省の表情。さらに谷原が「僕は子供が6人いるので、やんちゃな子供たちをしつけてほしい」と答えると「6人!? それはメリーが必要ですね。優しすぎるパパだったりするのでは?」と、子育てトークを始めるなど、気さくなエミリーに会場はすっかり魅了されていた。
映画『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日より全国公開。