登坂広臣、中条あやみにバースデーサプライズ「役者っぷり発揮した」 映画『雪の華』公開で舞台挨拶

 映画『雪の華』の公開を記念した舞台挨拶が2日、都内で行われ、登坂広臣と中条あやみが登壇した。



 ちょうど1年前に、フィンランドの首都であるヘルシンキでクランクイン。

 登坂は「撮影が終わってから、さまざまな活動をしてきましたけれど、公開を迎えるまで『雪の華』という作品が自分の心の中にも残っていた。みなさんに届けられる日を迎えて、自分のなかにあったこの作品への想いをお渡しできたのかなと思うとすごく安心しています」と、あいさつ。

 中条も「みなさんに見ていただいて勇気が沸いたというふうに言ってもらえて、たくさんの方に影響を与えられる作品になったことがうれしい」と、笑顔を見せた。

 フィンランドでは、マイナス25度という極寒のなかで、吹雪の中を走り抜けたり、オーロラを待ちわびた。

 司会者に「リアルに遭難するんじゃないかと思った」と、心配された登坂は「足場も悪いところで寒い中を走って…。真っすぐ走る時も、どこまで走るか指示がなかったので、どんどん撮影クルーや監督から離れて一人で走っていくんですけど、カットがかかっていなかったらまずいと思って、走り続けて(笑)。もういいだろうと振り返ったら、スタッフが走って追いかけてきてくれました。大分前にカットはかかっていたみたいです」。

 そのほかにも全力疾走するシーンは多いといい、その理由について、「……趣味ですね」と監督。「悪趣味ですよ!」と笑う登坂に監督は、「半分本当なのかもしれないけど。人間が体を使って何かを求めて動くというのは(心を)揺り動かされる」と説明すると、登坂も中条も納得したようだった。
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