被災地と東京をつないだ7年間。1000km縦断リレーがグランドフィナーレ!

グランドフィナーレのゴール地点・駒沢オリンピック公園に到着したランナー約300人
 被災地と東京を15日間に渡りつなぐ「未来(あした)への道 1000km縦断リレー 2019」のグランドゴール式が7日、駒沢オリンピック公園中央広場で開催され、小池百合子東京都知事やゲストランナーの高橋尚子らが出席した。

 このイベントは、15日間をかけて青森から東京まで、東日本大震災の被災地をランニングと自転車でつなぐたすきリレー。復興へ向けた取り組みを発信することで、東日本大震災の記憶の風化を防ぐとともに、全国から集まる参加者と被災地の方々の絆を深めるのが狙いだ。

 今年は、来年東京オリンピックがスタートする7月24日に青森を出発し、計15日間で合計1715人がたすきをつないだ。午後3時すぎ、晴天のなか、最後のたすきをつないだランナー約300人がゴール地点の駒沢オリンピック公園に到着。地元の小学生たちなど大勢の観客に迎えられ、華々しくゴールテープを切った。
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