ベッキーがサーシャ相手に反則負けも王座移動はなし【9・15 WWE】

ベッキーがパイプ椅子を使ったディスアーマーを見せた(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ベッキーのイス攻撃がレフェリーに誤爆

 WWEの真夏の祭典「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」(現地時間9月15日、ノースカロライナ州シャーロット/スペクトラム・センター)で“ザ・マン” こと王者ベッキー・リンチが“ザ・ボス”サーシャ・バンクスとロウ女子王座をかけて激突した。

 試合序盤からディスアーマーを狙うベッキーに対し、サーシャも打撃からバンク・ステートメントを繰り出した。しかし、これをパワーで返したベッキーはべックスプロイダーからレッグドロップを決めたがカウント2。

 サーシャも串刺しのダブルニーから再びバンク・ステートメントで捕まえるも、ベッキーがディスアーマーで返すなど大技の攻防が展開される。

 決定打とならずイラつくサーシャはレフェリーの死角を突いたパイプ椅子攻撃からヒザを叩き込んだが、ベッキーも対抗してパイプ椅子攻撃を繰り出すとこれがレフェリーに誤爆してしまう。

 これでレフェリー不在となると両者客席での殴り合いに発展したが、最後はベッキーがパイプ椅子を使ったディスアーマーをリングで決めるとスタッフやレフェリーが駆けつけて反則裁定。

 反則決着では王座は移動せず、ベッキーはロウ女子王者のままリングを降りた。