「第32回東京国際映画祭」が華やかに閉幕! TOKYOを世界の映画が彩った9日間
第32回東京国際映画祭が11月5日、各コンペティション部門の授賞式とクロージングセレモニーを持って華やかに閉幕。連日国内外の映画人が多数登場、多くの映画ファンが未知の作品と出会った9日間。そのトピックスを振り返る!
1.2019年の受賞者と審査員たち 2.共演を振り返ったアリシア・ヴィキャンデルと小林直己 3.『この世界の片隅に』への思いを語ったのん 4.映画初主演に挑んだ今市隆二と松永大司監督 5.壮絶な撮影を明かした役所広司 6.スペシャルイベントにはウルトラマンや怪獣たちが登場 ©2019 TIFF
豪華ゲストが続々登場! 会場は連日、大盛り上がり
映画祭2日目からは上映に合わせた舞台挨拶やティーチインが次々と実施。10月29日に行われた特別招待作品『アースクエイクバード』舞台あいさつには、ハリウッド女優のアリシア・ヴィキャンデルと共演の小林直己らが登壇。アリシアは「(撮影で)4カ月、日本に滞在したことは記憶に残る素晴らしい体験になりました」と振り返り小林も「自分が英語で芝居をする初めての役を素晴らしい監督やアリシアと一緒にできたことは光栄です」と手ごたえを語った。30日に行われた特別上映『その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project-』ティーチインでは松永大司監督と今市隆二が登壇。今市は「撮影前のレッスンはしないでと監督から言われたが初日に30テイクも撮り直しになってしまった。それでも監督は人間としての今市隆二を引き出してくれた」と明かした。11月3日にワールドプレミア上映された『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』舞台あいさつに登場した主演・役所広司は初挑戦のワイヤアクションで27時間つるされ続け「あまりうまくないので、体中がアザだらけになりました」と苦笑。共演のチャン・ジンチューは「でも役所さんは何事も無かったようにグチも言わずニコニコされていた。その笑顔に心がとろけそうになった」と明かした。
国内外の最新映画や大作、日本のカルチャーあふれる特撮・アニメーションなど多彩なプログラムのゲストたちが映画の祭典を盛り上げた。