水原希子が語る、アジア7カ国を旅して消えた“不安”と見つけた“柔軟さ”

Huluオリジナルドラマ「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」水原希子 インタビュー
オンライン動画配信サービスHulu(フールー)で独占配信中のオリジナルドラマ「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」で、アジア各地を旅した女優・水原希子。何が起こるかわからない“予測不能なひとり旅”、その舞台裏はドラマよりもドラマチックだった!? ドラマとドキュメンタリーが融合した新ジャンルに挑んだ水原が、旅の中で再発見したアイデンティティーとは。
撮影・蔦野裕
「東京に戻ってきて、まず感動したのがトイレでした(笑)」と、現在配信中のHuluオリジナルドラマ「ブラを捨て旅に出よう~水原希子の世界一周ひとり旅~」の撮影でアジア各国をめぐった水原希子。

「一番大変だったのは中国四川省の成都。“穴”が開いただけのトイレが多くて。トルクメニスタンでは、砂漠へ行くとトイレなんて無いので、みんな外でするのが当たり前なんです。青空の下、砂漠のど真ん中ですから、ものすごい開放感ですよね(笑)。日本に帰ってきて、衛生的だし、いろんな心配もしなくていいし、本当に日本の環境って恵まれているんだな、と改めて思いました」

 一体どんなところを旅してきたのかというと中国、ベトナム、インド、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、トルコの7カ国。確かに、気軽に訪れるにはなかなか難しい国も。しかも今回、スタッフは最小限、水原自身もヘアメイク・スタイリストは無しで、すべて自前という、バックパッカーさながらの撮影だったもよう。本作はドラマでありながらある意味ドキュメンタリーでもあるという、一風変わった作品。かなりチャレンジングな要素も多かったとか。

「プロデューサーや監督をはじめスタッフの皆さんと何度も打ち合わせして“おもしろいですね!”なんて言っていたんですが、こういう企画はやったことが無かったので、さすがに出発前日になって少し焦ってきて。プロデューサーさんに“どんな撮影になるか、どういう映像になるか見えてますか”と聞いたら“いやちょっと…でも大丈夫です!”って(笑)。でも、どうなるか見えてないからこその勢い、やったことがないからこそやってみたいというパッションがありました」
1 2 3 4 5>>>