ただの1点じゃない。梅崎司のPK。【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:長田洋平 (2020年 2月16日 ルヴァンカップ グループリーグ 湘南ベルマーレvs大分トリニータ )
湘南ベルマーレ2020年の初戦。
梅崎司は70分に交代でピッチに入るときに大分トリニータの松本怜に手を差し出した。
2人は笑い合い、ピッチ上もスタジアムの雰囲気も一瞬やわらかくなった。
0-0で迎えたアディショナルタイムに湘南はPKを獲得する。
キッカーは梅崎。
緊張がスタジアムを包み込む中、背番号7の右足からボールが放たれると、湘南のシーズン初ゴールに大歓声が轟いた。
梅崎はベンチ方向に少しだけ体の向きを変えて、力を込めて大きくガッツポーズ。
仲間から祝福を受けると、重圧から放たれたように、くしゃっと顔を崩してみせた。
試合はそのまま湘南の勝利。
サポーターへの挨拶を終えた後、もう梅崎に笑顔はなかった。
少しだけ年輪を重ねたベテランの顔はもう次の試合に向いているようだった。
□カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。
梅崎司は70分に交代でピッチに入るときに大分トリニータの松本怜に手を差し出した。
2人は笑い合い、ピッチ上もスタジアムの雰囲気も一瞬やわらかくなった。
0-0で迎えたアディショナルタイムに湘南はPKを獲得する。
キッカーは梅崎。
緊張がスタジアムを包み込む中、背番号7の右足からボールが放たれると、湘南のシーズン初ゴールに大歓声が轟いた。
梅崎はベンチ方向に少しだけ体の向きを変えて、力を込めて大きくガッツポーズ。
仲間から祝福を受けると、重圧から放たれたように、くしゃっと顔を崩してみせた。
試合はそのまま湘南の勝利。
サポーターへの挨拶を終えた後、もう梅崎に笑顔はなかった。
少しだけ年輪を重ねたベテランの顔はもう次の試合に向いているようだった。
□カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。
アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
■アフロスポーツHP
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1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
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