「Twitterは仕事に含まれますか?」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#9
最近の筆者。たまの外出だもの、マスクも好きな柄にしたいと、アフリカ布のマスクを購入
外出自粛をしている。
これまでは月曜から金曜は会社に通勤し、仕事が終わったらダンスの練習や飲み会に参加し、土日は買い物に行ったり映画を見たり、まったく外出をしない日は半年に1日くらいしかなかった。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止のためには、不要不急の外出をしないことが第一とのこと。
「不要不急とは…」といろいろと考えたが、ともかく今は最低限の外出にとどめようと決め、なるべく家にいるようにしている。
私の場合は仕事も、オンラインで打ち合わせをしたり、自宅で済む作業は家ですることになった。
たとえばこのコラムを書くため必要なのは、私とパソコン一台だけなので、今この記事も家で書いている。
一方、個人情報や作品の画像や映像を取り扱うような高いセキュリティが必要な業務は、引き続き会社内で行う。
今回の件で在宅勤務を初体験している方は多いと思うが、いろいろと問題を感じている人もいるのではないだろうか。
現に私も、いくつかの問題にぶつかった。
出社しなくてもいいというのは、単純に移動時間がなくなるので、自由に使える時間が増えてとても良い。
だが、これまで「家にいる=ごろごろする」を定番に生きている私にとっては、仕事をしようとする気持ちの切替が最初の問題となった。
とはいえこれは、時間を区切ったり、パジャマから部屋着に着替えて身支度を整えるなど、行動を変えればすぐに慣れることができた。
次に、在宅でできる仕事と、会社ですべき仕事の切り分け。
私はTO DOリストがないと仕事ができない人間で、かなり細かく作成する。
別に自己管理ができている人間だと言いたいわけではない。
やらなければいけないことが漠然としていると、不安になりパニックに陥るから、自分で自分に指示を出す必要があるからやっているだけだ。
毎日業務をスタートする際に立ち上げるTO DOリストだが、これまでの「緊急性」「重要性」とは別に「家でできることかどうか」という判断基準が加わった。
今までのTO DOリストを分解して、再構築しなければならない、困った。
ただこれも、慣れればそれほど難しくなかった。
1週間ぐらいは戸惑ったが、徐々に新しいTO DOリストの作り方もわかった。
リストさえできてしまえばあとは問題ない。
一番の問題は、「自分が仕事をしているのかどうか」が不安になるということだった。
社会人になってからずっと、会社に行って仕事をするのが当たり前だと思っていたので、言い方は悪いが、会社の監視下にないことが逆に不安になったのだと思う。
会社にいて、自分の行動を常に誰かが見ているというのはストレスではあるが、出勤しているというアリバイが作れるという点では、その不安はない。
私はタイムカードをなんとなく、働いていることの免罪符のように思っていたのかもしれない。
会社にいることこそが仕事だという、サラリーマンの立場に甘んじていた自分が憎い。
この2年間何度も、仕事とは成果を出すことが最も重要だと自分に言い聞かせてきたはずなのに、また仕事をすることの意味をはき違えていた。
特にそれは、Twitterを見ているときに感じた。
私はGIRL’S CHの公式Twitter( https://twitter.com/girls_ch )と個人のTwitter( https://twitter.com/taguchi_girlsch )で、新作情報やセール情報などを発信しているのだが(GIRL’S CH公式Twitterのほうは複数のスタッフで管理している)、果たしてこれは仕事に含まれるのだろうか?と。
新作の告知やオススメ作品のツイートは、宣伝の一環ではあるが、Twitterを見て購入してくれる人が何人いるのかは、正確にカウントするのは難しい。
何十万人のフォロワーがいるわけでもなく、効果があるのかすら疑問だと会社に指摘されたら、言い返す自信がない。
また、フォロー・フォロワーの皆さんの意見をチェックしたり、検索ワードでサイトや作品のことが話題になっていないかを調べたりもするが、これが一体どんな売上につながっているのかを明確にすることは、それ以上に難しい。
もちろん、意見をもとにスタッフ内で議論を交わしたりすることもあるが、成果としては非常に数値化しにくい部分だ。
今までは仕事中にTwitterを眺めることは、会社にいる時間にやっていることだから仕事のうちだ、とタイムカード免罪符を掲げて自分に言い訳していたが、家で見るTwitterは何か違う。
どうも自分自身に対して、「Twitterをして時間をつぶしている」「さぼっている」という意識がぬぐえない。
しかし会社で見るTwitterと家で見るTwitterの何が違うのだろうか?
そこに書かれていることは同じはずで、このように思ってしまうのは、明らかに自分の考え方や価値観の問題だ。
つまり、Twitterを活用しきれていない自分の問題だ。
在宅勤務は、自分が臨んでいる業務に対して考え直したり、手法を見直すいい機会だととらえて、自分の手で価値や成果を作っていくしかない。
SNSの使い方やマーケティングについて姿勢を正して取り組もうと、この数週間はTwitterと向き合っている。
早くこの問題にも慣れることができるように、毎日しっかり悩みたい。
というわけで皆さん、ぜひGIRL’S CHや私のTwitterも見てみてください。
さらに商品も購入していただけると、こんなにうれしいことはありませんが、そこまで高望みはしません。(笑)
これまでは月曜から金曜は会社に通勤し、仕事が終わったらダンスの練習や飲み会に参加し、土日は買い物に行ったり映画を見たり、まったく外出をしない日は半年に1日くらいしかなかった。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止のためには、不要不急の外出をしないことが第一とのこと。
「不要不急とは…」といろいろと考えたが、ともかく今は最低限の外出にとどめようと決め、なるべく家にいるようにしている。
私の場合は仕事も、オンラインで打ち合わせをしたり、自宅で済む作業は家ですることになった。
たとえばこのコラムを書くため必要なのは、私とパソコン一台だけなので、今この記事も家で書いている。
一方、個人情報や作品の画像や映像を取り扱うような高いセキュリティが必要な業務は、引き続き会社内で行う。
今回の件で在宅勤務を初体験している方は多いと思うが、いろいろと問題を感じている人もいるのではないだろうか。
現に私も、いくつかの問題にぶつかった。
出社しなくてもいいというのは、単純に移動時間がなくなるので、自由に使える時間が増えてとても良い。
だが、これまで「家にいる=ごろごろする」を定番に生きている私にとっては、仕事をしようとする気持ちの切替が最初の問題となった。
とはいえこれは、時間を区切ったり、パジャマから部屋着に着替えて身支度を整えるなど、行動を変えればすぐに慣れることができた。
次に、在宅でできる仕事と、会社ですべき仕事の切り分け。
私はTO DOリストがないと仕事ができない人間で、かなり細かく作成する。
別に自己管理ができている人間だと言いたいわけではない。
やらなければいけないことが漠然としていると、不安になりパニックに陥るから、自分で自分に指示を出す必要があるからやっているだけだ。
毎日業務をスタートする際に立ち上げるTO DOリストだが、これまでの「緊急性」「重要性」とは別に「家でできることかどうか」という判断基準が加わった。
今までのTO DOリストを分解して、再構築しなければならない、困った。
ただこれも、慣れればそれほど難しくなかった。
1週間ぐらいは戸惑ったが、徐々に新しいTO DOリストの作り方もわかった。
リストさえできてしまえばあとは問題ない。
一番の問題は、「自分が仕事をしているのかどうか」が不安になるということだった。
社会人になってからずっと、会社に行って仕事をするのが当たり前だと思っていたので、言い方は悪いが、会社の監視下にないことが逆に不安になったのだと思う。
会社にいて、自分の行動を常に誰かが見ているというのはストレスではあるが、出勤しているというアリバイが作れるという点では、その不安はない。
私はタイムカードをなんとなく、働いていることの免罪符のように思っていたのかもしれない。
会社にいることこそが仕事だという、サラリーマンの立場に甘んじていた自分が憎い。
この2年間何度も、仕事とは成果を出すことが最も重要だと自分に言い聞かせてきたはずなのに、また仕事をすることの意味をはき違えていた。
特にそれは、Twitterを見ているときに感じた。
私はGIRL’S CHの公式Twitter( https://twitter.com/girls_ch )と個人のTwitter( https://twitter.com/taguchi_girlsch )で、新作情報やセール情報などを発信しているのだが(GIRL’S CH公式Twitterのほうは複数のスタッフで管理している)、果たしてこれは仕事に含まれるのだろうか?と。
新作の告知やオススメ作品のツイートは、宣伝の一環ではあるが、Twitterを見て購入してくれる人が何人いるのかは、正確にカウントするのは難しい。
何十万人のフォロワーがいるわけでもなく、効果があるのかすら疑問だと会社に指摘されたら、言い返す自信がない。
また、フォロー・フォロワーの皆さんの意見をチェックしたり、検索ワードでサイトや作品のことが話題になっていないかを調べたりもするが、これが一体どんな売上につながっているのかを明確にすることは、それ以上に難しい。
もちろん、意見をもとにスタッフ内で議論を交わしたりすることもあるが、成果としては非常に数値化しにくい部分だ。
今までは仕事中にTwitterを眺めることは、会社にいる時間にやっていることだから仕事のうちだ、とタイムカード免罪符を掲げて自分に言い訳していたが、家で見るTwitterは何か違う。
どうも自分自身に対して、「Twitterをして時間をつぶしている」「さぼっている」という意識がぬぐえない。
しかし会社で見るTwitterと家で見るTwitterの何が違うのだろうか?
そこに書かれていることは同じはずで、このように思ってしまうのは、明らかに自分の考え方や価値観の問題だ。
つまり、Twitterを活用しきれていない自分の問題だ。
在宅勤務は、自分が臨んでいる業務に対して考え直したり、手法を見直すいい機会だととらえて、自分の手で価値や成果を作っていくしかない。
SNSの使い方やマーケティングについて姿勢を正して取り組もうと、この数週間はTwitterと向き合っている。
早くこの問題にも慣れることができるように、毎日しっかり悩みたい。
というわけで皆さん、ぜひGIRL’S CHや私のTwitterも見てみてください。
さらに商品も購入していただけると、こんなにうれしいことはありませんが、そこまで高望みはしません。(笑)
田口桃子(たぐち・ももこ)
GIRL’S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL’S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL’S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
GIRL’S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL’S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL’S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。